優秀
日本でも多くの航空会社が運航し、機数もとても多いボーイング737。もちろん日本国内だけでなく近隣国からの国際線でも多く見かけるこの機材。
小さい、狭い、などといった印象をお持ちになる方もいらっしゃるでしょう。仮に那覇から羽田へ向かう便で航空会社は考えずに、運航機材が737の便と787の便、皆さんだったらどちらを選ばれるでしょうか。まあ、好みにもよるでしょう。
もちろん、787や777などの中型機や大型機と比べると小さくはありますが、単純に考えれば巨大な物体です。また、単通路(機内の通路が1本)であることもより狭く感じる要因の一つではないでしょうか。
やはり乗客からすると空いているほうが乗りやすいのかもしれません。どの機材も空いていたら結局快適ですもんね。
手荷物を置くときの注意
画像はソラシドエアのものだが、多くの航空会社で同じようなつくりになっているはず。
飛行機に搭乗した際、持ち込んだ手荷物があれば、前の座席の下に入れるか、上の棚に収納するでしょう。もしくは隣の席が空いていればシートベルトをして座らせてあげるという場合もあるでしょう。
その中でも前の座席の下に手荷物を入れるという方には特に聞いていただきたい。
737の3列シートの通路側の座席の下のスペースは他の座席と比べて狭くなっています。青の点線が座席の肘掛けからおよそ垂直におろしたもので、赤のラインは座席を支えている脚のラインです。画像をご覧いただければ狭くなっているのがお分かりいただけるでしょう。
そのため、通路側のお座席に座られる際はご注意ください。
しかし、逆に言えば中央の座席の下のスペースは少し余裕があるということにもなります。
他にも
機種によっては機内エンタメの機器が足元に設置されている場合もあり、それが少々足元のスペースをとってしまう場合もあります。また、それに加えUSBポートや電源が足元に設置されているケースもあります。
767の2列シートなんかでは足元(前の座席の下)のスペース、2席の間に仕切りのようなものがない場合もあります。隣の方がいらっしゃり、どちらも足元に荷物を置く場合、スペースの分け方に少し注意が必要だったり。
そして、737の話に戻りますが、最後方のオーバーヘッドコンパートメントにはこちらも機内エンタメ用の機会が搭載されており、完全に使用できない場合もあります。その場合足元に置くか別のところへ収納するよう案内がなされるかと思います。
ここまで長々と機内での手荷物を置く場所に着いておハナシしてまいりましたが、スーツケースや少し大きめのリュックやかばんなどは航空会社からの推奨通り貨物へ回すのが最適でしょう。そして、機内に持ち込む荷物は機内で収納できる場所に確実に収納することです。乗客として安全運航に協力しましょう。
以上