ソラシドエア
2023年現在、ソラシドピスタチオグリーンが印象的な『ソラシドエア』は737-800を14機運航しています。
ソラシドエアの737-800は2011年7月より運航を開始したようで、機体側面とおなかには『Solaseed Air』の文字が塗装され、垂直尾翼には笑顔のロゴが施されています。
スカイインテリア
ソラシドエアが保有する機材の多くには、”Boeing Sky Interior”が採用され、快適な機内環境が整備されています。
様々な機内照明の色をコントロールすることができたり、頭上の荷物棚が広くなっていたりと、とても快適な737となっています。
さらに、シートもソラシドエアオリジナルとても快適なシートが搭載されており、ふかふかのシートがお好きの方にはおすすめのシートとなっている。
平均シートピッチは81cm、シート幅は48cmとされている。数値上であれば大手航空会社の普通席よりも席によっては数cm広いということもあるのではないか。
また、最新の13号機は国際線運航にも対応できるよう使用が少々異なっており、タブレット端末を固定できるホルダーが装備されていたり、USB電源も装備されていたりする。
ソラシドシート詳細
‣シートピッチ:平均81cm
‣シート幅:48cm
‣174席機、176席機
変わりダネ?
違和感を感じるという方、もうわかっているという方、いらっしゃるでしょう。
そう、機内の仕様が従来のソラシド737-800と異なるのです。端的に言えば、ソラシドエアがHPでも案内してるように、『176席仕様の機材はスカイインテリアを搭載していない』のです。
先述したように、ソラシドエアには座席数が2タイプあり、176席仕様の機材は1機でその機材の場合、スカイインテリアを搭載していないということになるのです。
176席仕様機の特徴は、174席+2席ということで、座席表や座席指定画面を見ると簡単にわかるようになっています。
176席仕様機には30列目があり、その30列目は2席だけ、となっています。座席表を見れば一目でわかるかと思います。174席に2席くっついてるといった感覚です。
JALやANAの737ではよく見られる、最後列の2席ですが、ソラシドエアが新しく導入した機材では無い仕様となっています。
この機材は『JA67AN』。ソラシドエアの737-800の機体番号は『JA〇〇〇X』が一般的ですが、スカイインテリアを搭載していないこの機材は異なっています。
お気付きの通り、元々はANAで活躍していた機材なのです。
AIRDOの737なんかはもう全部がそれですが、ソラシドの場合、機内のシートはソラシドのものになっています。
画像の通りですが、機内の座席は一般的なソラシドのシートと変わりがないように見えます。
そして、画像からわかる違いとしては、窓枠や照明の違いといったところでしょうか。その他にもオーバーヘッドコンパートメントはもちろん、個人用の照明周り等違いが出てきます。
リクライニング
気のせいかもしれませんが、この機材のリクライニング、やたら深く倒れる気がします。深く倒れる分にはいいのですが、席によってはすごくリクライニングがかたい?滑らかに倒れないことがよくありました。
67AN
といった感じで、ソラシドエアには変わりダネ機材が混ざっています。
ANAからやってきたJA67AN。機内仕様には従来のソラシド機との違いが多くあります。
是非当たった際にはよく観察してみてください。スカイインテリアを搭載している機材の方が気持ち的にも快適だというのはあるかと思いますが、こっちの方が好きだという方はもちろん、ソラシドに在籍する14機の内の1機、珍しいものにあたったと思うと、逆に特別感があって楽しく感じます。
‣スカイインテリアを搭載していない
‣荷物棚が上に開くタイプのもの
‣リクライニングが深く倒れる?
以上