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【大阪遊覧】737でゆったりと行く幹線フライト|JL107 HND▸ITM

上空から眺めるOSAKA


ビジネス路線というイメージが強い方も多いであろう、羽田伊丹線。新幹線という陸路もある中、それなりの便数が運航されているこの路線。ビジネスマンとみられる方はもちろん、国際線からの乗り継ぎやご旅行で利用されているとみられるご家族連れの方も多く見かけます。

たくさんの乗客が搭乗するこの路線は日本国内線の幹線。この路線に就航するANAとJALの2社はどちらも、中・大型機を飛ばしまくっていますね。

しかし、今回は幹線に投入された小型の737で伊丹まで向かいます。上空から見る大阪までの景色。どんなものでしょうか。

ほとんどが787


羽田伊丹線は多くの場合767以上の機種が投入されているかと思います。時期によっては737やA320、A321といった機種の投入も見られるかと思いますが、大体767以上、787や777、A350といった中・大型機ではないでしょうか。逆に言えば、様々な機種をみることのできる路線であるということにもなるでしょう。

747が現役の時代は747が、777がもっと飛んでいたころは777がバンバン飛んでいた路線でありますから、羽田伊丹線は大型機という印象が強く残っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、いわゆるコロナ禍の航空需要が減少した時期、この路線には提供座席数100席未満のE190が投入されていましたね。おそらくここ最近ではこの路線に投入された最も小さい機材でしょう。

ガラガラ機内で行く


今回はJALで羽田から伊丹へ飛びます。機内はガラガラ。搭乗はとてもスムーズ。搭乗者はおそらく60名程度だったかと思われます。これなら737でも広々、周りに搭乗者もあまりおらず超快適です。ちなみにJALの国内線仕様737はクラスJと普通席合わせて座席数は165席です。

11番スポットからプッシュバック。伊丹までのプチ空の旅がスタートです。

RWY05まで楽しみがたくさん


スポットを出て、第1ターミナルの横を通過し、JAL・SKY・ANAの格納庫を横目に通過し、左へ。

ANAの第2ハンガーをのぞくと、政府専用機がいらっしゃいました。(ハンガーに入っていたので念のためぼかしをかけておきますが。)

こちらの誘導路を経由するときには右窓側であればタイミングが合えば着陸機をなかなか見れない角度で機内から見ることができ、左窓側であれば格納庫前の駐機場にいる航空機や、格納庫内にいる整備されている航空機を見たりできるのでなかなか楽しめる景色となっています。たのしいですよね。

離陸


さてD滑走路の島までやってきました。前に離陸機も、進入してくる着陸機もないようで、そのまま滑走開始。


ANA,JAL,ANA,ANA,JAL...。たくさんの地上でしばし休憩中の航空機たちを遠くに眺めながら離陸。

羽田周辺の空は雲に覆われ、あまりすっきりとしない天気。離陸は少々揺れながらの離陸となりました。

ただいま


いつもの空に帰ってきました。雲を抜ければあおい空がいつも待っています。
離陸時はどんよりとした天気でしたが、雲を抜け、とても気持ちの良い青空。

737ウイングレット。約2mあるらしいですが、揺れる際にぐわんぐわん上下に翼がしなるの、少しおもしろいですよね。とても頼もしい翼。

そのもの自体は大きいですが、小さな翼と呼ばれることもあるウイングレット。国内のエアラインでも、それぞれユニークな塗装を施してたりしますね。

AIRDOであれば、各機表情の異なるベア・ドゥがいたり、ソラシドやスカイマーク、ANAの一部機材では自社のロゴが描かれていたり。JALグループのJTA一部機材では世界自然遺産登録支援活動の一環として、九州・沖縄に生息する動物をウイングレットにペイントしていたりと、ユニークなものがたくさん。737に乗る楽しみの一つでもあります。

のんび~り


この画像、少しわかりにくいですが、左下に静岡空港が見えています。富士山を過ぎ少しした頃、南側に静岡空港が見えてきます。隣を流れるのは大井川。

この島田市周辺の下流では扇状地を形成し、駿河湾へと注がれている大井川。天気が良ければ、機内からも良く見えます。

伊丹行き3番便


搭乗中の便はJL107便。今回の便についての情報をちょこっと紹介しておきます。

JALの羽田発伊丹行き朝3便目のこの便は24年2月の場合、定刻羽田08:25発伊丹09:35着。朝のラッシュより少し遅い出発の便。

当時、運航機材は737-800国内線仕様機。普段787やA350といった大型機で運航される便に搭乗することが多いこの路線。737で運航かつとても空いているということで、非日常感のようなものを味わうことができました。

フライトINFO

JL107 HND ▸ ITM
08:25 - 09:35
737-800

ドリンクサービスも普段より余裕があり、ドリンク片手に美しい景色を眺めながらゆっくりと機内での時間を過ごすことができました。

さて、ゆったりと過ごしているとあっという間。画像の景色は奈良県上空。近鉄田原本線が見えます。この辺りはところどころ古墳があり、右側からでも左側からでもよーく探せば見つけることができるかもしれません。

降下中にじっくり観察


頭を伊丹へ向け、進行方向左手には八尾空港が見えてきました。ものづくりのまちとしても有名な東大阪より少し手前の八尾市。奥に見える川は上流は奈良県から流れ、大阪湾にそそぐ大和川だそうです。


画像中央より少し左に見える緑地。どうも大阪のなかでも大きな総合公園だそうで、東住吉にある長居公園だそうです。

そしてその手前を走るのは阪神高速の14号松原線だそうで、画像右手へ進んでゆくと通天閣や天王寺動物園方面へと続いているようです。

そして、画像上部には大阪湾が姿を見せています。


そして、その天王寺周辺。あべのハルカスは上空からでも高さが目立つ建物です。


次に大阪城周辺。画像下部には環状線が見えています。伊丹に降りる際、ほとんどの場合は左手に大阪城が良く見えます。伊丹に降りるときの名物です。


一級河川である淀川。大阪平野における日本の発展にも貢献した重要な水路。たくさんの橋が架かっています。鉄道では阪急、阪神、JR、その他にも十三大橋や新十三大橋、阪神高速など、どれも欠かせない交通機関の数々がこの淀川をまたいでいます。

この様子を上空から伺うのは圧巻。タイミングが合えば淀川を渡る鉄道も見ることができるでしょう。


市街地の中を走る阪急電車。伊丹へ降りる前は鉄道が走行している姿も多く見ることができます。上空から見ると線路がどのように街を走っているのか。くねくねしていたり、きれいに真っすぐだったり。飛行機は地上を走る鉄道よりもはるかに速く飛行していますから、めちゃくちゃじっくり観察するということは難しいかと思いますが、是非短期集中。短い時間ですからよーく地上を眺めてみるのもいいかもしれません。

着陸


短いフライトタイムでありながら、中身がとても濃いフライト。伊丹に無事着陸しました。

左手にはスカイパークが見えています。

着陸後、羽田行きの787の目の前を横切り、スポットへ向かいます。J-AIRやANAのプロップが集まって駐機している姿を見ると伊丹に来たなぁという感じがしますね。

羽田便の場合、伊丹を出発する便がプッシュバックされている目の前を、到着時に横切ることがよくありますね。JALだけでなくANAでも。このシーンがなかなかかっこよくとても好きなシーンです。

また乗りたい


ガラガラフライト、無事に到着しました。今回は737でゆったりと伊丹までの時間を過ごすことができました。

フライトタイムが短くなにかとバタバタするフライトでもあるかと思いますが、逆のとらえ方をすれば、コンパクトに楽しめるフライトでもあるのです。

そして、その短い時間の中で、日本の美しい景色を上空から楽しむことができる。最高のフライトです。

市街地の上空を飛行機がたくさん飛ぶことによって迷惑を感じている方もいらっしゃるかと思いますが、この路線に乗る際には窓側の席も検討されてみてはいかがでしょうか。

便数はたくさんありますが、2社しか飛んでいないこの路線です。また、様々な機材も投入されていますので楽しみ要素がたくさんです。東京と大阪の間を移動される際、普段乗らない方でも、飛行機での移動を検討されてみてもいいかもしれません。

 

以上