旅するおしゃべりくまさん

誰かのお役に立てれば幸いです。

【Jet to You.】J-AIRは最高です。

選んでよかった


伊丹を拠点とし、日本各地の地方路線を飛び回る『J-AIR』。機材はすべて小型で、座席数が100席未満のジェット機を保有しています。この機材日本ではJ-AIRでしか乗ることができない機材であり、なかなか面白い特徴を持った機材でもあるのです。

そんなJ-AIRでのフライトの様子をお届けします。

小雪ちらつく青森空港


日本航空2154便、大阪伊丹行き搭乗開始です。さて、本日搭乗する便は伊丹行きのJ-AIR。機材はE190で、座席数は95席。時間帯や時期もあってか、かなり空いているようで、待合室にいるお客さんの数も少なく見えます。


搭乗すると窓からは、青森空港の冬の安全を守るホワイトインパルスの姿を見ることができました。

搭乗時、外は小雪がちらついているようでした。ドアを閉め出発です。

離陸


滑走路へ入ります。今の時間帯、青森空港にはこの航空機以外、地上にはいません。この便の少し前に、ANAの伊丹行きが出発していったばかりです。しかし、少しするとFDA機が到着するようです。


少々ふらふらしながら青森空港を飛び立ちました。またかなりの上昇角度に感じましたが、実際はどうだったのでしょう。

日本を広く細やかにつなぐ


地上は薄暗い天気でしたが、雲を抜ければ美しい空が待っています。青森から伊丹まではおよそ1時間30分。この路線のJAL便の運航はJ-AIRが担っています。

Jet to You.

『Jet to You.』J-AIRの企業スローガンです。

お客さまお一人お一人をしっかり見つめ、思いを運び、絆をつくり、まちの発展を支えて、日本の空に新しい希望を描く。

https://www.jair.co.jp/about/より

スローガンにはその決意が込められているそうです。実際、搭乗した後にこのスローガンや企業理念をみてみると、その決意が機内で、行動としてしっかりと見られていたと感じます。

ひとりひとりのお客さまを大切にしている。狭い機内だからこそのチームワーク。ひとつひとつの丁寧なサービス。今回のフライトで感じたことです。
安全に対する意識は大前提ですが、そのうえでJ-AIRにしか出せないやわらかく、過ごしやすい機内空間がそこにはありました。

J-AIRだからこその空間


1時間半の空の旅。ドリンクサービスも実施されます。メニューはJAL国内線標準のもの。空いていましたのでお茶とスカイタイムを頼んでみました。美しい景色を眺めながらゆっくりいただきます。


記事の最初にも紹介した通り、J-AIRが保有する機材はすべてが100席未満です。しかし、100席未満でありながらプロペラ機ではなくジェット機だということもひとつの特徴でしょう。

今回のフライト、客室乗務員は3名乗務されていました。他のジェット機と比べると機内も少し狭くなっていますので、3名というのが少し多く感じました。

しかし、コンパクトな機内だからこそ、全体を見渡しやすかったり、機内の動きを把握しやすかったりという利点があるのでしょう。

以前、客室が2名乗務のJ-AIR便に搭乗した際、CAさんから『チームワークを大切にしている』と伺ったことがあります。そして、『お客さまとのコミュニケーションを大切にしている』とのことでした。

短いフライト時間のなかで、乗客になにができるか。ひとりひとりをよく観察し、チームで考え、最善の行動をする。これもクルーの方がおっしゃっていたことです。

これがJ-AIRの素晴らしい点です。

フライト情報

JL2154 青森ー伊丹
13:45 - 15:20
運航はJ-AIR。時刻は日によって変更となる場合がありますのでご自身でご確認ください。

旅はあっという間


伊丹空港へ近づいてきました。大阪周辺も雲で覆われすっきりとしない天気。大阪城を過ぎ、淀川を渡るともう伊丹空港です。


A滑走路へ進入中です。伊丹空港のA滑走路はある理由があってメートルで表すと長さが中途半端だということでも有名ですね。気になった方は伊丹空港のページを確認してみてください。

Check!

揺れに揺れた


揺れを伴いながら無事に着陸。今回、降下中にかなりの揺れに遭遇しました。伊丹へ降りてくるプロペラ機をご覧になったことがある方、着陸直前にふらふらしているのを見られたことはないでしょうか。あんな感じのイメージです。


駐機場へ向かいます。途中にはJALの737がいました。E190から737を見ると、でかい機材から737を見るのとまた見え方が変わります。

選んで間違いなし


ターミナルに対し横向きにつけるスポットです。特殊な向きに頭が向いているので、奥にいるA350が見えます。やはり、こちらから見るとより大きく見えます。

さて、この記事ではJ-AIRの魅力を中心に紹介してきました。感じ方は人それぞれ。一個人の感想にはなってしまいますが、この記事を通してJ-AIRに魅力を感じたり興味を持たれた方がいれば、一度搭乗してみるのもいいかもしれません。

今回のフライトは何気ない1フライト。そうではなく、『乗ってよかった。』『J-AIRを選んでよかった。』『また次も乗りたい。』と思えたフライトでした。思い出に刻まれるフライトになりました。

個人的なイメージですが、日本の地域に密着したエアラインはどこもあたたかさがあり、素敵なエアラインが多い印象です。

 

以上