非常にユニーク
世界のエアラインの中でも彼の有名なシンガポール航空(以下、SQ)。そのシンガポール航空グループの格安航空会社である『Scoot』。
予約の時点から我々を楽しませてくれる。おもしろポイント満載なScootでシンガポールへ飛んでみました。
チェックインカウンター
Scootは成田からシンガポールへ最大1日3便運航しています。1便は朝出発午後着の直行便。もう2便はお昼発夜着と夜発早朝着の台北経由の便。
ScootはSQと同じ第1ターミナルを利用します。チェックインカウンターは I(アイ)カウンター。スクートPlusや荷物預けなど、レーンが分かれておりますので、当日空港で確認し、時間に余裕をもって並ぶと良いでしょう。
この記事では搭乗手続きや詳しい搭乗方法などの紹介を省略します。実際ご搭乗される際は航空会社HPや最新の情報をよくご確認ください。
多様な選択肢
朝の第1ターミナルの光景です。左奥にはHONU3号機のラーちゃんが駐機しています。
そして、右にはこれから乗るScootの787、そこから左へ目を移すと目的地が同じSQのA380が駐機しています。成田からシンガポールへの直行便は現時点で、LCCが3社、大手が3社就航しています。選択肢がたくさんです。
Scoot 直行1便/日 経由12便/週
ZIPAIR 1便/日
AirJapan 5便/週
Singapore 2便/日
JAL 1便/日
ANA 1便/日
搭乗
出発予定時刻30分前にはゲートがオープンし、乗客が続々と乗り込んでいきました。搭乗すると、機内は少々暗い印象。すべての窓の電子シェードが暗めに設定されており、そう感じたのでしょう。
しばらくすると日本語の自動音声で「ただいま機体に燃料を入れておりますので、シートベルトを外したままでお待ちください。」とアナウンスが入りました。
また、キャプテンから出発前のアナウンスも入り、外資系に乗っていることを耳で感じることができました。
スムーズ
それなりにお客さんは乗られていたように見えましたが、搭乗はとてもスムーズでした。出発予定時刻の5分以上前にはドアが閉まり、キャプテンからのアナウンスによると、外の整備作業と管制からの出発許可を待っているという状況でした。
そして、シェードがすべて明るくなり、プッシュバック。出発です。
飛びます
チーバくんの耳に別れを告げ、シンガポールを目指します。今回の飛行予定時間は7時間30分。決して短いフライトではありません。
座席周り
シートはやわらか系で、革のシートとは逆の質感です。
安全のしおりは、テーブル下のポケットに収納されていました。
他のメニューや機内誌などの冊子は別のシートポケットに収納されており、安全のしおりだけは目立つように収納されていました。
また、もちろんですがエチケット袋もしっかりと入っていました。
ご覧の通り、事前に注文しておいた機内食や、機内で注文した機内食、ドリンクなどは提供していただくことができます。
787でよく見るやつです。シンプルでわかりやすいです。
肘掛けに、読書灯、乗務員呼び出しボタンが備わっています。
テーブルはこんな感じ。手前がへこんでいる形で、小さすぎるということはありません。
足元も決して広いというわけではありませんが、普通かなといった具合です。
Ojisan?
シンガポールまでお世話になる機材は787-9。Scootのフリートの中でも大きな飛行機です。
実はこのフライトで一緒になった787には『Ojisan』という愛称が付けられているのです。コックピットの窓の下あたりに名称がかかれています。
後から知ったことですが、Scootの機材にはすべて愛称が付けられているようで、Scootのユニークさを感じることができます。
ちなみに、今回搭乗した機材の機体番号は「9V-OJI」。このOJIからOjisanが来ているのでしょうか。
是非、空港でScootの機材を見かけた際、Scootに搭乗する機会があれば、どんな愛称が付けられているのか探してみてください。
さあシンガポール
シンガポールへ近づいてくると、東南アジアの島々が地上に見えてきます。それを過ぎ、チャンギ国際空港へ向け降下中です。
フライト中は何度か揺れにあい、長い時間シートベルト着用サインが点灯していた場面もありました。
デカい船の多さが印象的。マリーナベイサンズも既に見えています。今回のフライト、日本語を話すことのできる乗務員の方がいらっしゃいました。
また、お子様連れの方も多く搭乗されていました。
チャンギに到着
チャンギ国際空港に着陸です。ちなみに、地上走行中、離着陸中はヘッドホン、イヤホン、ノートパソコンの使用はしないようアナウンスがされます。こちらもスタンダードな規定かと思いますが、ご注意ください。
ユニークなエアライン
スポットに到着すると、隣にはピカチュウジェットTRが駐機中でした。あちらにも搭乗してみたいと思っていたのですが、今回は当たらず。しかし、Ojisanというユニークな愛称をもった機材に乗ることができました。
クルーの方々もフレンドリーで、シンガポール航空とはまた一味違った楽しみ方をすることができます。
降機時は照明がレインボーに設定され、陽気なBGMを聞きながら飛行機をあとにしました。
様々なニーズにこたえるエアラインでもあるのではないでしょうか。安く行きたい、たまには別の航空会社で行きたい、機内食を好きなだけ頼みたい。
そして、Scootのサイトやアプリを1度触れてみてください。個人的には予約時の人数選択の画面がお気に入りです。
是非機会がありましたら一度”Scoot”してみてはいかがでしょう。
以上