旅するおしゃべりくまさん

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【JALに乗る楽しみ】『明日の翼』の違い -737編-

見た目による違い


日本国内だけでも様々なエアラインが飛んでいます。各エアラインの顔でもある航空機にはどこのエアラインだと一目でわかるような塗装が主に施されています。日本国内では胴体や垂直尾翼にロゴや社名が塗装されているものが多いと感じます。

また、機内もヘッドレストカバーや各社がこだわりぬいたであろう機内インテリア、機内誌などのように『見た目』での違いがはっきりしている部分多くがあるでしょう。

外見

『見た目』によるエアラインの違い

例えばエアラインが異なる、同型機種の航空機が2機いた場合、その塗装や機体番号などといった『見た目』で判断することがあるでしょう。

エアラインを判別する材料の1つ


機内に足を踏み入れた際、客室乗務員のあいさつと共に、機内に流れているBGMを耳にしたことはないでしょうか。

そう、ボーディングミュージックです。ほとんどの航空会社で搭乗時と降機時にそれぞれのBGMが流れているかと思います。

ANAであればAnother Sky、JALであればI will be there with you、JTAだったら谷茶前節・海の声・島唄、、、、ADOであれば明日という未来のためになどなど、みなさんのなかにもお気に入りの曲があるかもしれません。

これらのボーディングミュージックは航空会社のイメージにつながるものにもなっているでしょう。実際、これらの曲を機外で聞いたとき、印象に残っていれば、あっ○○のやつだ!と思われる方もいらっしゃるでしょう。

大切なブランドイメージにつながるものであると同時に、これから空の旅へ出発する我々の心へ語り掛けてくるものでもあります。それぞれがおかれた状況によって感じ方は異なることと存じますが、始まる空の旅への気持ちを高ぶらせてくれるものでもあります。

このように、視覚だけでなく耳からの情報でもエアラインを判断することができます

飛行機に乗る楽しみの内の1つ


各社ボーディングミュージックは異なり、受ける印象も変わってきます。これもいろんなエアラインに乗る楽しみな要素の1つでしょう。ソラシドエアであればブランドコンセプトの『空から笑顔の種をまく。』を彷彿させるような明るく笑顔になれるようなBGMが流れていますね。この曲は搭乗して出発する前、空の旅へ気分が上がるような印象もあり、到着後は機内から次の目的地へと送り出すような印象があり、どちらも場面にあっているのではないでしょうか。ただ、搭乗時も降機時も同じBGMが流れます。同じように搭乗時と降機時どちらも同じBGMが流れる航空会社は多数あるかと思います。

しかし、JALでは搭乗時と降機時でBGMが使い分けられています。搭乗時は『I will be there with you』、そして降機時は『明日の翼』ですね。

737国際線仕様機では・・・(本題)


着陸後の降機時に流れている『明日の翼』ですが、ご存じの通りオーケストラver.とピアノver.の2種類があります。

大半の機材では着陸後、アナウンスが入り、スポットに到着、シートベルト着用サインが消灯後降機時のBGMが流れ始めるでしょう。

しかし、JALの737国際線機材は一味違います。例外があるかもしれませんが、JALの737国際線仕様機の場合、着陸後アナウンスが入り、そのアナウンスが終わるとアナウンスが切れるカチャという音と共に『明日の翼』が流れ始めます。そして、その『明日の翼』はピアノver.となっています。つまり、地上走行中にBGMが流れているということですね。

明日の翼

737国際線仕様機では、、、
〇ピアノver.
〇走行中に流れ始める

日本のエアラインではなかなか走行中にBGMを耳にすることはないかと思います。

状況によっては着陸後の地上走行が長いこともあり、その分明日の翼を耳にする時間も長くなります。この曲を聴くのが好きな方にとってはとってもラッキーなことでしょう。

機材によって異なるBGMのかかり方や、様々な航空会社に搭乗する機会のある方はエアラインによる違いを聞き分けてみるのもおもしろいでしょう。

JALの737国際線仕様機は短・中距離国際線はもちろん、国内線でも多々使われていることがあります。搭乗される機会があれば、着陸後耳を澄ましてみてください。

 

以上