JL200
名古屋、中部国際空港を7時台発、東京、東京国際空港に8時台着のJL200便。2023年の一時期、この便にあの機材が復活しました。その運航機材はJALが保有する最大の機材、ボーイング777-300ER。普段は国際線で活躍しているこの機材だが、羽田=中部線では片道につき1日1便投入されている。
特例の乗り継ぎ時間設定
JALでは他の航空会社と同様に、乗り継ぎ最低時間が定められている。JALグループ便同士の場合、羽田では乗り継ぎ時間が『25分以上』必要と示されている。しかし、『*』がついており、下を見てみると、『JAL200便からの乗り継ぎ時は45分以上』と記載されている。
※2023年時点での情報であり、2024年現在羽田空港でのJALグループ便同士の最低乗継時間は30分へと変更になっています。最新の情報はご自身でJALのサイト等をご覧ください。
ここで言われている『JAL200便』は上でおハナシした便のことで間違いないかと考えられる。では、なぜこの『JAL200便』のみ羽田でJALグループ便へ乗り継ぐ際の必要最低時間が別で設定されているのか。
考察
いわゆる『沖止め』が理由の一つなのではないか。多くの場合、JL200として羽田へやってきた77Wは、その後国際線に投入され、JALの1桁、2桁便などで海外へ出発する。
しかし、ただの『沖止め』なら他の便も沖止めの場合はあるじゃないかとなる。
JALが羽田で沖止めの場合、多くは30番台、40、41番スポットなどを使用するのではないか。その場合、バスで移動となってもターミナルまでは比較的近い。
しかし、JL200便はJAL国内線で使用される第一ターミナルの向かいにある第三ターミナル付近にあるスポットを使用することが多い。そのため、バスで移動するにしても他の手段だとしても通常よりターミナルまでの時間がかかってしまうのだろう。
以上から、『JAL200便からの乗り継ぎ』に関しては特例を設けているのではないかと考えられる。
魅力度高い
乗り継ぎ時間の特例の他にも、羽田線ではドリンクが提供されなかったり、成田線では提供されたり、距離的には短いが飛行時間は思ったよりもそこそこあるなど、魅力がなかなか詰まっている東京名古屋線。
以上