オトクに空の旅
この記事では、成田空港から出発するPeach便の簡単な乗り方を紹介します。
成田空港での乗り方を既にご存じの方や前置きが不要な方は #2 の記事まで移動してください。
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Peachは乗りやすい
成田ー新千歳線以外で利用したことはないが、Peachは搭乗までのステップや、予約から搭乗、機内での過ごし方などの乗客へのサポートが非常に充実しており、初めての方でも、いつも利用している方でもとても乗りやすい航空会社だと感じます。
大きな成田空港ですが、Peachであればカウンターから搭乗口までの距離はそんなにありません。手続きの方法や、保安検査場、搭乗待合スペースの構造も非常にわかりやすくなっています。(※個人差はあるかと思います ※同ターミナルをANA国内線も使用しています)
なぜ乗りやすいと思うのか
ここからはPeachを利用して、乗りやすいと感じたポイントと考えられる要因を紹介します。しかし、他のLCCの利用経験がなく比較ができないことは予めご了承ください。
まずは、Peachの成田空港での使用ターミナルが、『第1ターミナル』ということです。
バニラエアと経営統合し、一時は第3ターミナルを使用していたようですが、現在では第1ターミナル使用となっており、何より鉄道駅へのアクセスが良いです。
成田空港には現在1~3までの3つのターミナルがありますが、鉄道駅があるのは第1と第2の2ターミナルです。Peach以外のLCCが主に使用している第3ターミナルへは鉄道でダイレクトにアクセスすることはできず、第1、2ターミナルから無料の連絡バスに乗車する必要があるのです。
しかし、Peachは第1ターミナル使用ですので、JR線や京成・成田スカイアクセス線の成田空港駅へ、もしくは成田空港駅からダイレクトにアクセスすることができます。
ここまでのハナシをまとめると、
☆成田空港には第1、第2、第3の3つのターミナルがある
☆成田空港の鉄道駅は第1ターミナル(成田空港)と第2ターミナル(空港第2ビル)
☆Peachは第1ターミナルを使っている
☆他の主なLCCは第3ターミナルを使っている
☆第3ターミナルに鉄道駅はない
☆第1ターミナルなら鉄道の駅からでもダイレクトにアクセスできる
つまり、JetstarJapanやSPRINGJAPANなどが使用する第3ターミナルには鉄道駅がない。しかし、Peachが使用する第1ターミナルには鉄道駅があり、鉄道で空港へアクセスする場合に便利。
次に、わかりやすい搭乗手続き、搭乗サポートです。ここはPeachだけではないかもしれませんが、予約の方法や搭乗手続き、各空港の案内などについてインターネット上でPeachが情報を発信しています。この情報がとても分かりやすく参考になります。
また、搭乗日が近づくと、利用便に関する案内や、出発前に必要な準備、確認事項、搭乗当日の流れなど、詳しい案内がメールにて送られてきます。このメールには予約番号や自動チェックイン機でチェックインする際に必要なQRコードなども添付されています。
以上のように搭乗前のサポートが非常に充実しており、乗りやすいと感じる要因だけでなく、Peachの魅力でもあると思います。
搭乗手続きに関しても、心配する必要はないかと思います。自動チェックイン機の場合、事前にPeachから案内されたQRコードをかざし、画面に出てきた事項を確認し、順番に操作していくだけです。また、アプリでチェックインすることもでき、アプリであれば後ろに並んでいる人がいるということを考える必要はありませんし、わからなければスマホをもって係員の方に質問することもできるでしょう。
アプリでのチェックインの体験記は下記の記事で紹介しています。
他にもたくさん乗りやすいと感じる要因はありますが、きりがないので代表的なものだけの紹介とします。次は実際に空港でのステップを紹介します。
Peachは第1ターミナル
先ほども紹介した通り、成田空港出発の際Peachは第1ターミナルです。鉄道やバスなどの公共交通機関でアクセスする場合、多くはこの第1ターミナルが終点となります。
鉄道の場合は終点の『成田空港』で下車し、改札を出た後左手に進みます。『国内線』の表示がある方へ向かえば大丈夫なはずです。その後少々長めの通路を進み、エスカレーター、エレベーターなどで1Fへ進みます。(1Fには国際線の到着口もあります)1Fへ上がるとPeachの自動チェックイン機やカウンターがあるエリアがあります。バスの場合は『成田空港第1ターミナル』で下車し、恐らくそのままの1階で、到着した場所から国内線エリアの方(南ウイングの端の方)まで移動すると着くはずです。その後Peachの自動チェックイン機やカウンターが見えてきたらOKです。
とにかく、『国内線』の表示がある方へ進みます。
チェックイン
Peachの便に乗るには、『チェックイン』をする必要があります。チェックイン(搭乗手続き)を完了させると、搭乗する際に必要な『搭乗券』が発券され、保安検査場へ進むことができます。
Peachの国内線を利用する際、チェックイン方法は2種類あります。
1階に設置されている、自動チェックイン機(見たらすぐわかるかと思います)で、画面に表示された指示に従い、チェックインを済ませます。その際にはPeachから事前に送られてきているQRコードが必要です。チェックインが完了すると紙の搭乗券が機械から出てくるので、取り忘れないように注意が必要です。
また、出発予定時刻の90分前~30分前までにチェックインを完了させる必要があります。
出発空港内でアプリからチェックインを済ませます。
事前にアプリをインストールし、Peachアカウントにログインしておく必要があります。
また、チェックイン可能時間は出発予定時刻の90分前~50分前、出発空港内である必要があります。
チェックインが完了すると、アプリに搭乗券となるQRコードが表示されます。
今回はアプリでのチェックインを利用しました。
預け手荷物
機内へ持ち込まない荷物や、機内に持ち込むことのできないサイズの手荷物は貨物室へ預ける必要があります。
また、運賃タイプにもよりますが、手荷物を預ける場合別で追加料金が発生する場合があります。この場合、航空券購入時に合わせて追加オプションを購入することをおすすめいたします。当日、追加でオプションを購入するとなると事前の購入よりも少々支払額が高くなります。
このことについてはこちらの記事で紹介していますので詳細はこちらの記事や、PeachのHPをご覧ください。
手荷物を預けるにはカウンターに並ぶ必要があります。この際、事前にチェックインを済ませてカウンターへ行きます。カウンターで係員の方に、紙またはデジタルの搭乗券を見せ、係員の指示に従います。
預ける手荷物がない方は、ここのステップを踏む必要はありません。
保安検査場へ
さて、次は保安検査へ進みます。成田空港の国内線保安検査場はフロアが変わり3階にあります。3階までは、Peach/ANAカウンター付近にあるエスカレーター、階段などで上がることができます。カウンター向かって左手にあります。
保安検査へ進む前に
保安検査場へ上がるエスカレーター前で、手荷物の重さチェックを行っている場合があります。Peachでは機内に持ち込める手荷物は1人2個合計7kgまでと定められており、ここで重さが量られます。ここで超過してしまう場合は、不要なものを捨てるか場合によっては追加料金を払い手荷物を預ける必要があるかもしれません。
事前にしっかりチェックが必要です。
ちなみに今回は重さのチェックが行われており、以前行われていない時もありました。
保安検査
成田空港国内線の保安検査場はそこまで大きいわけではありません。3階へ上がったらそのまま保安検査場方面へ進みます。少々長めの通路を進んでいきます。
保安検査の際は搭乗券が必要だったかと思います。保安検査前に搭乗券を専用の機会にかざします。搭乗者であることを証明するためだと考えられます。
保安検査では、持っている手荷物をすべてX線にかけてもらいます。上着、帽子、ポケットに入っているもの、金属類、くるぶしを覆う靴や底の厚い靴、カバン、スマートフォン、腕時計などはすべて保安検査場に用意されているトレーに置き、検査をしてもらいます。
検査の際、飲料やパソコン、タブレットなどはカバンの中から取り出す必要があります。
荷物とは別に金属探知のゲートをくぐり、問題がなければ搭乗待合室へ進みます。
その他、飲料について追加の検査や、カバンの中から取り出し忘れたものの再検査など、検査員から指示がある場合があります。
保安検査場では必ず検査員の指示に従い通過してください。また、スムーズに通過するために事前に上着を脱いだり、別で取り出しが必要なものは分けておくなど工夫をしておくことをおすすめします。
今回、保安検査場は混雑の手前ぐらいの混み具合でした。保安検査場もいくつかのレーンに分かれ検査台も3台以上は稼働していたので、割と円滑に進んでいたように感じました。ただ、手間取っている人や荷物の再検査を何度もしている方も見受けられました。
搭乗待合室で搭乗を待つ
保安検査を通過したら、エスカレーターやエレベーターで下へ下ります。搭乗券に記載された搭乗口を確認し、搭乗開始までベンチでゆっくりと待ちます。
このとき、搭乗開始のアナウンスに気づけない場合もありますので必ず自分の便はどの搭乗口から出発するのかを確かめておくと良いと思います。また、心配な方は人が多い場合がありますが、搭乗口に近い場所で待機しておくと良いかと思います。
朝の時間、席が空いていないということはないかと思います。出発時刻が近い便のゲート付近にはたくさんの人が見られますが、空いているところは空いています。待合スペースはゴミ箱や化粧室もあります。今回は、出発時間が割と早めな石垣行きや関西行きに搭乗予定の方がなかなか集まらなかったようで、何度も何度も係員の方によるファイナルコールが実施されていました。また、その便に搭乗されるであろう方々がたくさん走っているのも見られました。