旅するおしゃべりくまさん

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あっという間のフライト|JAL四国線 羽田ー徳島

ゆったりとした短時間フライト


羽田から直線距離で最も近いであろう四国の『徳島』。徳島へはANAもJALも就航している。

上空にいた時間は55分程。短時間のフライトではあるが、空いておりゆったりとした空気が機内には流れていた。

出発遅れ


今回搭乗する便は、15:50発徳島行き。この時間の便に使用される機材となれば、午前中に他の路線を既に忙しく飛んでいるだろうと考えられるだろう。

今回搭乗する機材は徳島行きの前、旭川からの554便として羽田に到着した。この便のスポット到着は定刻より少々遅れていた。

旭川からの乗客が降りているころ、徳島行きに乗務するであろうクルーの方々が、搭乗客が少ない場所でブリーフィングをしている様子があった。

出発時間が近づいてきたころ、アナウンスが入った。『徳島行きは使用機到着遅れのため出発が10分遅れます』といった旨のアナウンスだった。案の定遅れが発生したが仕方ない。


遅れるとのことだが、ひとまず搭乗。隣はJA01XJ。767の高さからでも主翼がとても高い位置まで反りあがっているのがよくわかる。また、乗っている飛行機のフラッペロンがだら~んとしている様子も確認できる。

搭乗はとてもスムーズで、新しい出発時刻16:00の前に既にすべてのお客さまが搭乗しているとアナウンスが入った。しかし、アナウンスによると書類が到着しておらず、それを待っているとのことだった。
その後、16:00にはドアクローズ。準備が整いプッシュバックした。

西日に照らされて


プッシュバック時は1度停止し、再度押し出された。

第3ターミナル側から日に照らされ、機内に自然光がたくさん入り込んでいた。安全ビデオが終わるころ、RWY22へ向けてタクシーをし始めた。

時刻は16時過ぎ。この日は強い南風が吹いており、ちょうど都心上空を通るアプローチルートに変わった頃だった。そのため、我々徳島行きは着陸の合間を縫ってRWY22から離陸ということになった。

滑走路までのタクシーはとても短く、途中16Rへ着陸するAIRDO機も見ることができた。

滑走路端まではいかず、忍者のように滑走路に入りそのままローリングで離陸。左には第3ターミナルを見ながら、そして右下の方ではHICityで見ている方々もいるのかなぁと思いながら上昇。

気流の影響で揺れが予想されると地上でアナウンスがあり、実際上空では小刻みな揺れが続いた。


離陸後は、羽田空港や、川崎、その他神奈川県、東京湾の対岸や、静岡あたりを眺めながら飛行。

離陸後は割とすぐにシートベルトサインが消灯した。

景色


飛行高度は26,000ftほど。高すぎないため、地上の様子をうかがうこともできる。そして、自機の上にも雲があり、なんとも美しい景色を眺めることができた。

さて、搭乗しているこの便について少しだけ。羽田発徳島行きのJL461便。定刻は羽田を15:50に出発し徳島には17:00に到着。当時の機材は767。

フライト情報

JL461 HND - TKS
15:50 - 17:00

この便は徳島へ行く最後の便から3番目ぐらいの便で、後には18:30と19:45の徳島行きがある。

この便ではドリンクサービスも行われる。今回ベルトサインが消灯していた時間は30分にも満たないが、搭乗している乗客分のドリンクを配り終えることはできていた。今回は90席ほどの空きがあり空いているフライトであった。

キャンペーン


さて、空の旅もあっという間、徳島へ向けて降下を始める。空の表情も出発時に比べるとオレンジがかってきた。

既に終了したが、JAL四国発着路線では2023年10月28日まで、JALの対象者限定運賃『スカイメイト』が片道『5,940円』となるキャンペーンを行っていた。

もちろん、この羽田徳島線も対象路線であり、当日空席があれば安く搭乗することができる。

条件

満12歳以上25歳以下
JALカード会員
JMB会員
であること

JMB会員で4月12日以降初めて利用される場合、お客さま情報の登録が必要となる。郵送や市内カウンターでも受け付けているようだが、空港カウンターへ直接伺うことで登録していただける

JALカード会員・情報登録済みのJMB会員は出発4時間前より、Webやアプリで予約・購入をすることが可能。もちろんカウンターで行うことも可能だ。

運賃は税込みで5,940円。それにプラスし羽田の空港使用料370円がかかる。

注意

この破格の運賃。なかなかオトクではないでしょうか。
お分かりかと思うが、この特別運賃は普通席のみに適用されるもので、クラスJを利用する場合は通常のスカイメイト価格となる。また、運賃改正により購入後のスカイメイトの当日アップグレードは不可となり、クラスJやファーストクラスの当日購入が可能となった。そのため、購入前であってもクラスJに搭乗したい場合、差額の9,000円ほどの支払いが必要となる。

また、これはスカイメイトに適用され当日シニア割引に適用されるものではない。

 

海面

徳島空港は空港の一部が海に飛び出しているような感じだ。そして、今回着陸はRWY29。そのため着陸まではこのまま着水するんじゃないかという感じだった。


数分遅れ、無事に徳島阿波おどり空港に着陸。アプローチは大変順調だった。タッチダウン時はとても大きな衝撃を伴いドスンッとタッチダウンした。機内にもかなり大きな音が響いた。


こちら側は自衛隊のエリア。そして、羽田出発時よりも傾いている西日にまた照らされた。

徳島空港は自衛隊も使用しているためか、末端のマーカーが太めの線となっている。

滑走路から離脱し、駐機場へタクシー。誘導路のすぐ隣には道路が走っており、車と並走する形となった。かなり近く感じた。(映像をご覧いただくと分かりやすいかもしれません)

また、駐機場までの間到着と季節のアナウンスが入る。JALに搭乗し、毎度感動するシーンだ。今回もJALを選んでよかった、と思える。

有意義なフライト


3番スポットにイン。シートベルトサインが消え、乗客が立ち上がり、ドアが開くと降機が始まる。この飛行機は折り返しで1度羽田に戻った後、また再度徳島行きの最終便にて羽田から徳島へ飛んでくる。


コンパクトなターミナル。しかし、きれいで立派。
羽田から徳島までのJALでのフライト。このJL461が飛行する時間帯はちょうど日がどんどん傾いてゆく時間帯。季節によってはもっときれいな夕暮れを見ることもできるのではないでしょうか。

この路線は飛行時間も長くなく、あまり疲れることもないフライトでしょう。また、羽田伊丹線のようなビジネス路線に比べると、ビジネス利用ではないような方々も多くいる様子で、機内はゆったりとした雰囲気だった。

徳島から羽田へも同じようにフライト時間は長すぎないでしょう。徳島から東京へ、東京から徳島へ、少し足を延ばして旅行や用事をこなす際、良い移動手段になるでしょう。

JALでの羽田ー徳島線のフライトは時間的にはあっという間だったが、素敵な空からの景色を見ることも、機内でドリンクを飲むこともでき、とても有意義なフライトとなった。

 

以上