JALの古参と新参の2機。
手前に駐機しているのが、JALの中では割と新しい、エアバスA350-900。
その奥に駐機しているのが、今飛んでいるJALの機材の中でもJAL歴が長い、ボーイング767-300ER。
この2機はボーイングとエアバス、メーカーの違いだけでなく、機内の座席の仕様や大きさ、性能ももちろん異なる。これは機種が異なればよくあることだ。
しかしこの2機、似ている点もある。まず一つは似ているということではないが、同じJALの翼であるということ。
そして、(767は一部機材だが)ファーストクラス、クラスJ、普通席の3クラスであるということ。JALの国内線で現在ファーストクラスが設定されている機材はこの767とA350、787の3機種のみ。
他にも、JALの主要路線の運航を担っていたり、ギアの数が同じだったり探せば異なる機種でも似ている点はあるんだなと。
でも、これも同じ航空会社という点が少しは影響しているのではないかとも思った。
ランディング
航空機は基本的には必ず離陸と着陸はセットのはず。
離着陸の際エンジンから大きな音がする。飛行中にも大きなエンジン音が響く。機内ではあまり大きくは聞こえないがそれでも地上とは違った音がフライト中は終始する。
そういった騒音問題もあり航空機の離発着に門限がある空港も多数ある。
航空機が滑走路に着陸後、速度を下げる。その際にはものすごく大きな音がする。
空港の展望デッキで航空機の着陸を見ていると、767が降りてきた。タッチダウン後ゴォォォォーーーというものすごく大きい音が空港に響き渡った。A350が降りてきた。タッチダウン後また大きな迫力のある音がするかと思いきや、A350は他の航空機に比べれば静か。機体もエンジンも767より大きいのに。
やはり新しい飛行機はすごい。近隣の騒音軽減の面や機内に搭乗している乗客にとって良いのかもしれないが、迫力ある音が聞けないのは少し残念でもある。
A350と767、どちらも素晴らしい機材だと思っている。それぞれに良い点があって、良くない点もあったりする。それはどんなところにでもあることだ。
考えをまとめるのは難しいが、みなさんも広い空を眺めながらいろんなことを考えてみるのはどうでしょう。
そういったことをするのにも空港は最適な場所。
空港の展望デッキで思ったことをおしゃべりしました。
以上