魅力たっぷりエアポート
魅力が詰まった空港は日本に限らず世界各地にたくさんあるかと思います。
逆に言えば、日本の中にも魅力が詰まった空港はたくさんあります。
鹿児島空港
鹿児島県の中に数ある空港の中でも、3,000mの滑走路を有し、東京、大阪のみならず、県内の離島や沖縄県など多くの都市に就航路線がある大型空港「鹿児島空港」。
今回は”魅力たっぷりエアポート”として鹿児島空港の探検バナシを致します。
この記事で紹介しないスポットはぜひご自身で行って探検してみてください。
50周年
鹿児島空港は、2022年に開港50周年を迎えたようです。空港自体割と大きめで、お土産屋さん以外にもコンビニやレストランなども充実しており、空港での時間は長めにとっておいた方がいいかもしれません。
しかし、それだけではないのが鹿児島空港。
夏らしい天気
そろそろ雨が降りそうです。
まずは、到着ロビーから外へ一歩出てみます。そして、写真の風景と反対側のどこかには、
鹿児島空港の名物の足湯「おやっとさぁ」があります。
鹿児島空港によると、この足湯は2005年12月頃から常設されるようになったとのことだそうです。
画像に写っている、山のような石は桜島や霧島をイメージしているそうで、ここから温泉が注いでいます。
この足湯はだれでも無料で利用することができ、お土産や記念品にもピッタリなオリジナルタオルも販売されていました。
また、鹿児島空港発表の資料にも掲載されていますが、車いすの方でも利用しやすいようにとスロープと手すりも設置されていました。
夏でもとても気持ちよく、心も体も温まることができました。この足湯にはいろいろなニーズがありそうですね。
また、「おやっとさぁ」とは鹿児島の言葉で「おつかれさま」といった意味だそうです。
ちなみに、足湯だけでなく気軽にお湯に触れることができるエリアもあるのです。気になる方はこちらの記事へ。
次はターミナル内
鹿児島空港は、1階に各航空会社のチェックインカウンターなどがあり、2階へ上がると保安検査場などがある、地方空港でよく見られる構造となっています。
それでは、1階からエスカレーターで2階へ上がり(記憶が正しければ)ずーっと右(スカイラウンジの方)まで進みます。
保安検査場を過ぎたあたりにどこかへ続く入口のようなものがあるかと思います。
飛行機好きはよく訪れる
飛行機が好きでも好きでなくても鹿児島空港を何回か使ったことがある方は、訪れたことがあるのではないでしょうか。
鹿児島空港の名物②航空展示室「SORA STAGE」
規模的にはそこまで大きなものではありませんが、無料で見れてそのまま飛行機に乗れる空港にあるというのはとても魅力的だと思います。
出発ロビーからSORA STAGEに階段で上がると、まずは通路の両面に航空機の模型が飾られているエリアを通ります。
そこには、いろいろな航空機が飾られていましたが、中でも目に留まったのが、なんの機種とかではなく、ピトー管がついている模型があったということです。
そして、メインのエリアにはANAの747のウイングレットや、パタパタ式の出発案内(何分かに一回実際に回ります)、タイヤ、フライトシミュレーターなどがあります。
ミニ航空博物館といっても過言ではないのじゃないでしょうか。
その中で、今回は2つだけ紹介します。
まずはモックアップ。ここは、日本エアコミューターの方が実際に訓練で使用されている場合もあるそう。その他の時間帯には一般の方に公開されており、見学することができる。
外見は琉球エアコミューターなどで飛んでいるQ400のようだが、内装はJACで使用している機材のATR機仕様になっているそう。
特にATR機で特徴的な、スターボードサイド前方の向かい合う座席。この逆向きになる座席は実際の物ではなく画像で再現されていた。
次は、フライトシミュレーター。
SORA STAGEには2つだったと思いますが、フライトシミュレーターが設置されており、片方はモニターの映像だけが動く、空港でよくあるようなシミュレーター。もう一方は羽田空港第3ターミナルにあるような、座席・モニターごと動くタイプのシミュレーターになっています。
また、画像にもあるようにシミュレーターコースも異なっていたかと思います。
1回の値段はあまり高くないと思いますので、行った際にはぜひ挑戦してみるべきです。
展望デッキ
先ほどまでいたSORA STAGEからは直接展望デッキへでることができ、本物の飛行機を見ることができます。
デッキには747-300用のエンジンノーズカウルが展示されていたりもします。
鹿児島空港の展望デッキはとても広かったイメージです。気温計なんかもあった記憶がありますが。実際に確かめてみてください。
こんな感じで今回の探検は終了
ここまでで極々一部しか紹介しませんでしたが、まだまだ鹿児島空港にはおもしろいスポットがあります。そこは、また機会があればこちらでも紹介するかもしれません。
しかし、実際に行く際には鹿児島空港でゆっくりしてみてください。
さて、次は空港から出発です。保安検査を過ぎた後のクリーンエリアについても少し紹介しましょう。
羽田T1の小さい版
空港によって異なりますが、これから搭乗する乗客と到着して降機した乗客の導線がはっきり分かれている空港が多いように感じます。
しかし、そうではない空港もあり、一番わかりやすい例だと、羽田空港の第1ターミナル。この場合、到着した乗客は出発を待っている客と同じエリアを通り、手荷物受取場まで向かいます。
当時の時点では鹿児島空港も羽田空港第1ターミナルのような方式でした。また、出発の待合室自体はあまり広くはありませんが、横にとても大きい空港だと感じました。
その証拠として、鹿児島空港のクリーンエリア内には動く歩道があり、遠い搭乗口を利用する際には便利です。
行くだけで楽しい
鹿児島空港の魅力はもっとありますが、少し見るだけでもとても面白く楽しい空港になっていると思います。
空港を見るためだけに鹿児島へ行ってもよいのではないでしょうか。
最後に、急な雨のおハナシをして終わりにしたと思います。
上の画像は出発を待っているときの画像です。秋を前にして、この日は天気が少々不安定でした。
画像左側にある積乱雲とみられる雲が後にこの空港の上空へやってくることとなります。
出発を待っていると、この通り。
プッシュバックがされ始めたころにはだいぶ雨が降っていました。この後も雨は強くなり、タキシングをし滑走路手前まで行きましたが、航空会社の基準により離陸ができず、少々出発が遅れました。
鹿児島空港は標高も他の空港や空港周辺にくらべて高い場所にあり、空港近くの周囲は開けています。着陸する際も急に台地のような場所が見え、すぐに着陸。といった経験が鹿児島空港である方もいらっしゃるかもしれません。
夏から秋にかけてはよくあるようなことかもしれませんが、事前に遅れが多少発生するかもしれないことなども考えて予定を立てましょう。
魅力たっぷりエアポート「鹿児島空港」日本各地から就航しているのでぜひ機会があれば利用してみてください。
参考
この記事で紹介したスポット
おやっとさぁ
https://www.koj-ab.co.jp/relax-and-enjoy/oyattosa.html
②鹿児島空港航空展示室SORA STAGE
ーJACのモックアップ
ーフライトシミュレーター
https://www.koj-ab.co.jp/relax-and-enjoy/sorastage.html
③展望デッキ
広い
以上