新石垣空港
日本国内多くのポイントから便が就航している石垣空港。到着後の足、目的はもちろんそれぞれだろう。そのまま折り返す、次のポイントへ移動する方、空港でゆっくりしてから次のポイントを目指す、そのまますぐに次の目的地へと進む。などなど。
石垣空港到着後、石垣の離島ターミナルへ向かう方も少なくはないだろう。離島ターミナルへ向かう公共交通手段は、バス。
Which
空港と港の間では2社のバスが運行しています。
島内様々な方面へバスを運行している『東バス』。
空港港間直行ワンコインの『カリー観光』。
ブルーの塗装が印象的な東バスの路線バス
石垣空港から港までは時刻表上で約30分
料金は540円 小人 270円
ミンサーの塗装が印象的なバス
石垣空港から港までは30分
料金は500円 小人 250円
離島ターミナル
石垣港。八重山観光のやいまという船舶がいます。
さて、2つのバスの特徴を考えていきます。また、空港を発ち、港を目的地とした場合で考えていきます。
まず、東バス。空港から港まで一般的なルートのこのバスで行く場合、乗降者がいれば途中いくつかのバス停に止まっていくこととなるでしょう。
しかし、余分に運賃はかかりますが、途中のバス停で下車をして何かを見てみたり、買い物をしたりということもできなくはないでしょう。
運賃面では片道540円と、カリー観光に比べ40円高くなっています。が、往復券的なのがあるようで、それを利用することで往復1,000円となり、片道500円の計算でカリー観光と同じ価格になります。
このバスは普通に生活で利用される方も多くいらっしゃるかと思いますので、大きな荷物をもって乗ることがあれば、より配慮が必要になるでしょう。
余談ですが、空港から直接川平湾や玉取崎、平久保などの観光地へアクセスするにはこの東バスが便利でしょう。もちろん、港近くのバスターミナルからもこちらのバスが便利というか、基本的にこれを使うことになるのではないでしょうか。
途中、立ち寄りができる
片道だけだとカリー観光より40円高い
つづいて、カリー観光。こちらは、空港と港をノンストップで結びます。ノンストップなので途中の停車はありませんが、観光バスタイプではなく、路線バスタイプの車両が用いられています。そのため、キャリーケースは車両中央に、動かないように横に倒すなどして置かれていることが多いかと思います。
ノンストップは大きな特徴かと思います。途中で下りる方もいなければ、途中で乗ってくる方もいない。その点を気にする必要はありません。
運賃は片道500円。ちょうどよく500円玉があれば1コインで乗れちゃいます。
ノンストップ
500円
その他情報
石垣空港から乗車される際、カリー観光は国際線側、東バスは国内線側のバス停に停車しています。国内線で到着後、国内線エリアの出入り口から外に出られた場合は、左手にバスが停車しているはずです。手前の国内線に近いバスが東バス、もっと奥の国際線のモニュメントがあるあたりに停車しているのがカリー観光です。見たらきっとすぐわかります。
バスは基本的に前乗りなはずです。東バスの場合途中停車するバス停は前降り。どちらのバスも基本的に現金のみ。
カリー観光は乗車時に前払い、東バスは整理券をとって降車時に後払い。どちらも両替機は搭載していたはずです(していないバスもあるかもしれません)。
そして、運賃についてですが、先述した通り基本的には現金のみですが、『沖縄MaaS』というのがあるようで、
カリー観光では片道乗車券
東バスでは乗り放題券
を販売しているようです。これにより、小銭を出さずにスマートフォンの画面でバスに乗ることができます。良い面も悪い面もあるかと思いますが、ちょっと試してみるのは良いかもしれません。
以上