条件付きだけど大丈夫そう
ANAのみが就航している「鳥取砂丘コナン空港」。鳥取砂丘からもさほど遠くない場所に位置し、観光にも便利な空港です。しかし、空港の近くには日本海。冬には大雪や雷などの悪天候に振り回されることもあるようです。
84番スポットから
この日の鳥取行きはバスラウンジからの搭乗。
定刻20分以上前には事前改札を開始。その後Group1、Group2と優先搭乗の案内はされていましたが、見ていた限り利用されている方は1名もおらず。
その後、すぐにすべてのお客様に切り替わりました。すいている証拠です。結果、1台のバスで鳥取行きに搭乗するすべての乗客を運ぶことができました。全員の改札通過を待っていたため、すいてはいるものの、出発は少々遅れました。
全員が乗ってもバス内には余裕がある感じでした。
自走出発
バスに乗っていた全員の搭乗が終わると、すぐにドアが閉まり最終の出発準備が行われ、あっという間に出発。
このスポット、プッシュバックをされることなく自ら出発ができるようで、駐機中にエンジンスタートし、そのまま前へ出発。
モニターを見ながら離陸
搭乗中の機材はANAでも座席数が少ないジェット機であるA320です。各席に搭載されている個人用モニターでは機外カメラを閲覧することができ、中央や通路側の席であってもある程度外の様子を楽しむことができるのが特徴の1つです。
離陸後は東京ディズニーリゾート付近や東京都の上空を飛行し鳥取へ。
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左には富士山、右には諏訪湖
ベルトサイン消灯後すぐにコックピットからあいさつがあり、景色の案内と引き返しの可能性がある旨のアナウンスがされました。
離陸後、都心近郊の建物が多い風景からだんだんと平野へ、そして山地へと窓から見える景色は移り変わっていきます。
その後、左手には富士山、右手には諏訪湖を望むことができました。
雲が増えてまいりました
諏訪湖までは雲がなく地上の景色を楽しむことができましたが、鳥取へ向けて飛行を続けるにつれ雲が増えていきました。地上は見えませんが、冬の空気が澄んだ空とウイングレットの塗装がいいコンビネーションを発揮しています。
鳥取までは短いフライト時間ですが、ドリンクサービスもしっかり実施されます。すいているフライトでしたので、おかわりを聞かれるくらいの余裕はありました。
フライト情報
06:55 - 08:15
砂丘上空を飛行して着陸
離陸から約40分、鳥取空港へ向けて降下を開始しました。しばらくすると雲の切れ間があり、日本海と対面。ここからの鳥取空港の天候次第で着陸できるか、引き返しかが左右されます。
海から地上の上空へ入り、鳥取砂丘の遊覧飛行をするようにして鳥取空港へ進入です。真っ白なのでわかりにくいですが、翼の下に見えているのが雪化粧をした鳥取砂丘です。
着陸直前で地上に近づいていることもあり、鳥取砂丘をかなり近くに感じることができました。
条件付きのこのフライトでしたが、何事もなく着陸。降下時に機外カメラから雪が降っている様子をうかがうことができました。また、滑走路面上にはシャーベット状の雪が少し積もっているようでした。
鳥取砂丘コナン空港に到着
最近はインパクトのある愛称がついた空港名が多い気がしますが、鳥取空港もその一つです。ターミナル内にもさまざまな工夫がされている空港ですので、コナン好きの方にはたまらないでしょう。
天候がそこまでひどくなく一安心ですが、冬季に鳥取空港発着便を利用される方は頭の片隅に悪天候のことも置きながらご予定を組まれることをおすすめします。
ただし、鳥取空港は鳥取駅や主要観光地の鳥取砂丘までの距離も近く、東京との間に片道1日5便(2025年3月時点)が運航されており、利便性の高い空港です。
フライトの時間も柔軟に選択できるはずですので、利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
以上