オリジナルドリンク

JALに乗った時に飲むソフトドリンクは何を選ぶでしょう。普通に緑茶という方や、あのコンソメスープが好きなんだよねぇという方、そして「やっぱスカイタイムっしょ」という方などなど、さまざまいらっしゃるのではないでしょうか。
「やっぱスカイタイムっしょ」という方にはそこまででもないかもしれませんが、「絶対スカイタイム!」という方にはとても残念な話題かもしれません。
「いつもの味」がない?

少し前の2025年9月、アサヒGHDがサイバー攻撃を受けたというニュースとともにその影響についても大きく報じられましたね。
まさに、いつもの味がもしかしたら遠い存在になってしまうかも、という状況に直面した方もいたことでしょう。
それがJALの機内でも同じような状況が発生していた/いる?ようです。
ももとぶどうは5代目

JALの機内で提供されているオリジナルドリンクとして長年多くの乗客に親しまれている「スカイタイム」。その歴史の歩みは1992年から始まり、これまで何度かのリニューアルを経ています。
現在提供されているスカイタイムは2020年12月頃にリニューアルされたスカイタイム「ももとぶどう」。すっかりJALの定番として馴染んでいるのではないでしょうか。
そのひとつ前は「キウイ」でしたね。これは初代の復刻版だったそうです。普段あまり触れることのないキウイジュースでしたので、印象に残っているという方も多いでしょう。
▽スカイタイムについて詳しくはこちらで紹介されていますのでよろしければ
おうちでも飲めるようになった

現在では上空だけでなく、地上でも楽しむことができ、より身近な存在になりました。「でもやっぱり機内だけで飲むから特別感があるから地上では飲まない!」というのもひとつスカイタイムとのほどよい関わり方かもしれません。
地上で楽しめるというのは、羽田の JAL PLAZA(FLIGHT SHOP)やオンラインの JAL Mall でスカイタイムが販売されており、機内でなくとも手に入るということです。
羽田空港では1本から販売されており、324円/本で、JAL Mall では6本セット2,138円となっているうようです。
自宅でも楽しみたい!という方にはもってこいの商品ですね。
商品棚に並んでいない?

スカイタイムが身近な存在になったと前でご紹介しましたが、2025年10月現在、そうではなくなっているようですね。
JAL Mall のスカイタイム販売ページを見ると、「製造元の都合により販売を停止」「販売再開時期は未定」と記載されています。
さらに、機内での提供も一時見合わせをしているという情報が見受けられます。
アサヒが開発パートナーとなっているスカイタイムですので、ここにもサイバー攻撃の影響が出ているのでしょう。
入荷ができないということは羽田の JAL PLAZA での販売も停止されていることになります。
スカイタイムを楽しみにされている方はしばらくの間注意する必要がありそうですね。ただ、「ないかも...と思って乗ったら、再開してた!」なんて日が来るとちょっとした喜びを得ることができそうですね。
JALに乗る楽しみ

姿が見えなくなった時にすぐ気づくことができるのは、いつもそこにあることが当たり前になっているということでしょうか。
それだけ我々の意識の中にスカイタイムの存在が根付いているのでしょう。そして、JALとスカイタイムのイメージがしっかり結びついているということでもあるのではないでしょうか。
JALに乗る楽しみの一つに「スカイタイムを飲むこと」と挙げる方も少なくないでしょう。どうかこれからも多くの乗客に温かく愛されるスカイタイムであってほしいと願います。
以上
イラストは Loose Drawing より
