寄り道しなけりゃ3時間未満
羽田空港には現在鉄道2社が乗り入れており、空港から各地への輸送を担っている。一方は浜松町へダイレクト、もう一方は品川方面と横浜方面への列車を主に運行している。
今回は、羽田空港が位置する大田区のお隣のさらにお隣、港区にある品川駅から羽田空港第3ターミナルまでおさんぽをしてみました。
おさんぽの記録
所要時間:約4時間50分
当日の気温:平均6℃、最高10℃
当日の天候:晴れ
↑Googlemapで検索するとこのような経路に
所要時間には経由地での滞在時間や、立ち止まって景色を眺めていた時間等も含まれています。そのため、経路検索時に出てくる予想時間や立ち止まらず歩き続けた場合よりもかなり長くなっています。
当日、天候はおおむね晴れ。体感では、着こみすぎると歩いている途中に暑くなってしまうかな、という具合の気温でした。
歩数は約17,000歩と記録されていました。
ちなみに、今回は以下のようなルートで羽田空港まで歩きました。
品川駅を出発
品川駅構内からスタートする場合、高輪口から外へ出るとよいでしょう。Googleマップで経路検索をすると、高輪口を出て横断歩道を渡らずにすぐ左へ進むよう案内されます。
ですが、今回は空港へ向かう前にプリンスホテルの日本庭園を覗いて行くことにしました。日本庭園へは高輪口を出て目の前の横断歩道を渡り、右へ進みます。その後左に曲がってすぐにある歩道橋をまっすぐ進みバス停周辺の歩道に降ります。バス停から少し進むとプリンスホテルの入り口がありますので、そちらの坂を上っていくと左手に入口が見えます。
日本庭園見学後は、品川駅へ戻るように進み、次の経由地である品川神社を目指します。
最初の目玉
品川駅から品川神社へ向かう途中、JR線をまたぐようにかかる橋を渡り、京急線の踏切を渡ります。
東海道新幹線をはっきりと見ることはできませんが、その他品川駅を発着するバリエーション豊富な列車たちを眺めることができます。
現在、品川駅から品川神社へと向かっているわけですが、せっかくなので一度京急の品川第一踏切を渡り、北品川駅を過ぎたあたりで再度踏切を渡り、品川神社側へ出るルートで歩きました。
この踏切はきっと有名でしょう。目の前をゆっくりと進む京急にときめく方はここでかなり時間を費やしてもおかしくはないでしょう。
品川神社
まずは品川神社です。京急線沿いにあり、画像にある鳥居をくぐると石段を上ります。上って後ろを振り向くと、さっきまで目線の上を走っていた京急が下になっています。
時折、京急が通過していく音が聞こえてきました。
平和島まで京急沿い
ここまで京急線の西側を歩いてきましたが、大森海岸の手前で高架をくぐり、東側へ。
大森海岸の駅前に歩道橋がありますが、高架で鳩さんがぬくぬくしていました。
品川からずっとそばを走っていた京急ですが、平和島でお別れです。京急は蒲田でカクンと曲がって羽田空港へ向かいますが、それに沿っていくともちろん遠回りになりますので、直角三角形の斜辺を進むようなイメージで羽田神社を目指します。
羽田神社
羽田神社まではトラックが行き交うような道路の近くを途中通りながらやってきました。地下にある大鳥居の駅のあたりにある交差点に出ると、羽田神社の案内標識が見えてくるかと思います。
平和島駅からはほぼ道なりで、羽田神社の近くには多摩川が流れており、川を越えれば川崎市です。
次は穴守稲荷を目指します。
鳥居がたくさん
羽田神社から穴守稲荷まではおよそ15分。道中は閑静な住宅街を進み、少し道が開けてきたかなというところで穴守稲荷に到着。
航空稲荷も訪ね、最終の目的地へ向かいます。
ようやく空港が
穴守稲荷を出て少し歩くと、空港が見えてきます。空港自体はすぐそこですが、ここから第3ターミナルまでは2km弱ありますので、ターミナルまでの道のりはもう少し続きます。
ただ、ここまで住宅街を歩いてきた分、ヒコーキが見えるだけでなんだか気分が上がります。
最後に寄り道
ターミナルに到着する前に、イノベーションシティの足湯へ寄ってゆったり。ここまで歩いてきた足をお湯で癒しながら、ヒコーキと広い空を眺め、心を落ち着かせることもできます。
第3ターミナルに到着
イノベーションシティからターミナルまで徒歩で行く場合、第3ターミナルと直結のエアポートガーデンで屋内に入ってしまうという方法もありますが、今回はモノレールをくぐり、第3ターミナルのバス発着場所や出入口付近まで屋外を歩いていきました。
憩いの羽田
品川駅から羽田空港までは鉄道やバスなど交通機関が充実しており便利です。その利便性を実感することもでき、鉄道に乗っているとどんどん流れてゆく景色も自分で歩けば、その景色をじっくり見ることもできます。
このルート、途中にはコンビニや飲食店も多くありますので、水分補給や食料補給にはあまり困らないかと考えられます。
真昼間に歩きましたのでサングラスや帽子は必需品じゃないかなと感じました。
それでは、今日も空の安全を願って。
以上