JALの最新鋭とおそろい?
JALには2019年からエアバス社の「A350」が導入されました。幹線での運航がメインの「A350」とは異なり、国内の長距離路線から離島を結ぶ短距離路線まで幅広く活躍する「350」がJTAには存在しているのです。
羽田からJTAで
ブリッジで顔が隠れてしまっていますが、本日お世話になるJTAのヒコーキです。JALでも運航されている737-800型機ですが、JTAの機材には頬に「うちなーの翼」という文字が入ったデザインがペイントされています。
搭乗しているのは小松行きですが機内の空気は沖縄を感じます。座席に座ると、路面が近く、737に乗っていることを感じます。
隣にはスカイマーク。JTAが運航する路線は基本沖縄県を発着しますが、羽田から岡山と小松を結ぶ路線だけは例外。
JTAが羽田に来る機会は以前からありましたが、北ウイングを発着する機会は少なかったでしょう。
34Rから離陸
普段羽田からJTAに乗って離陸するときには海側の滑走路や第1ターミナルと第3ターミナルの間にある滑走路から離陸する機会が多いはずですが、今回は第2ターミナルを横目に離陸です。小松までは1時間もかからないのではないでしょうか。
富士山がちょこっと
羽田から小松までは日本列島をまたぐように陸地の上空を飛行します。ドリンクサービスの準備が始まるころ、左手前方には富士山らしき姿をちょこっと見ることができました。
今回は雲が厚く美しい山々を眼下に望むことはできませんでしたが、小松までのこの路線は日本を代表する山岳地帯の風景を上空から眺めることもでき、景色を楽しむ路線の一つでもあります。
さんぴん茶
JTAに搭乗するとどうしても飲んでしまうのがさんぴん茶。なんだかどこへ向かっているのかわからなくなってしまいそうですが、さんぴん茶片手に広い空を眺めることができる贅沢な瞬間でした。
フライト詳細
さすがに上空でのサービス時間も短く、あっという間に降下です。フライト中はところどころ小さな揺れに見舞われたくらいで、終始景色の良いフライトでした。
羽田と小松の間にはJALとANAが就航しており、小型機での運航が多いこの路線ですが、時期によっては中型機が投入されたりもしています。
今回紹介しているこの便はJL185便、JALの小松行き朝2番目の羽田発便です。2025年2月現在、ANAは片道につき1日4便、JALは片道につき1日6便が運航されています。
09:30 - 10:35
JTAの350とは
小松空港に着陸。さて、ここまでお世話になったこの機材は「JA350J」。2020年ごろからJTAに仲間入りした機材です。
ほかのJTA機に比べるとJTA歴はまだ浅いですが、JALグループ歴はとても長いのです。JALエクスプレスで導入され、JALを経てJTAへという経歴を持っています。
そんなこの機材ですが、機体番号が「350」なのでJTAの350なんて言われたりもするみたいです。
機内はJALと同じ
JTAの737はJALグループの中でも新しい部類に入り、機内はスカイインテリア搭載で荷物棚も下へ降りてくるタイプになっていますので、機内空間が従来より広く感じられるのが特徴です。
しかし、今回搭乗したJA350Jをはじめ数機は最近までJALで飛んでおりましたので、そのような仕様にはなっておりません。ただこれもまた面白い点です。
スカイインテリアを搭載していないJTA機はレアです。羽田と小松の間で航空機を利用されることがありましたら、JTA運航の便も検討してみてはいかがでしょうか。(広告)
以上