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【30分】大忙しの沖縄県内フライト|宮古ー那覇 NH1728

感心してしまう早ワザ


ANAは沖縄県内3空港に就航しており、そこから多くの路線網を展開しています。そんな県内の就航地が比較的少ないANAの沖縄県内路線を紹介します。
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宮古空港の個性


ご存じの通り宮古空港はコンパクトなサイズで、滑走路に対する平行誘導路がありません。平行誘導路とは、飛行機が離着陸するための滑走路とは別に、飛行機が地上を移動するための道で、かつ滑走路に平行にある道というイメージでよいでしょう。

平行誘導路がないということは画像のように駐機場から滑走路へダイレクトにアクセスできるということですが、発着便数が多くなったり、同時間帯に集中したりすると大変そうです。

また、それに伴い飛行機は滑走路の端でぐるりと回転する必要があります。宮古空港を飛行機で利用される際はそちらも注目です。

早ワザの折り返し


さて、当日は宮古空港の駐機場が混雑していたことにより出発が10分遅延する予定となっていました。それに伴い、那覇空港から先の乗り継ぎに関する案内もされていました。

アナウンスによると、那覇から先、伊丹行に乗り継ぐ方がいらっしゃったようでした。仮に那覇で乗り継ぐことができなかった場合、その日の伊丹行はすでに終了しているため関空便への振り替えになるかもしれない、と。

そんなアナウンスもありましたが、最も注目したいのは折り返し時間。この飛行機は宮古空港の駐機場に到着して30分も経たずに再び那覇へ向けて出発しました。比較的すいているようであったとはいえ驚きです。

ターニングパッド


先述した宮古空港の個性の1つであるターニングパッドでくるりとして、飛んでいく方向に頭を向けます。

曇り空へ離陸


少し前まで雨が降っていた宮古空港周辺。離陸時には雨が上がり、窓に残っていた雨粒も去り宮古の地を離れます。

地上がだんだん遠くなり、厚く見える雲へ突っ込みます。

もはや運動会の徒競走


この便の駐機場出発から到着までの時間は定刻上で50分ですが、上空を飛んでいるフライト時間はとても短い路線になっています。

離陸後、雲の中を飛行していたためベルトサインが点灯している時間が続きました。その間にCAさんよりドリンクサービスについてのアナウンスがありました。
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「この便は飛行時間が大変短いため、カートでのサービスは控え、トレーにてアップルジュースをお配りいたします。ご希望のお客様はテーブルを出してお待ちください。」という内容でした。


ベルトサインが消え、かなり忙しいであろう場面でありながらもCAさんは丁寧にサービスをこなされていました。

当日は小さなお子様が多く搭乗されていた印象で、終始にぎやかな雰囲気のフライトでした。それもあって配るドリンクをアップルジュースとしたのかもしれません。

離陸から約18分、着陸に向けてベルトサイン点灯です。

ANAウイングスのフライト


このフライトは国内各地を飛び回るB737での運航です。よって、ANAウイングスが運航を担当しているということになります。

ウイングスの方々はプロペラ機とB737で国内各地、多くの路線を担当しています。

当日も那覇から宮古を1往復されたのち、さらに福岡へ1往復飛ばれるとのことでした。ANAウイングスにはANAウイングスの独特な優しい雰囲気があるように感じます。いつも安全で満足度の高い空の旅を提供していただき感謝です。

2025年4月現在、宮古から那覇までANAのフライトは1日5便設定されています。この記事で紹介している便は夕方の便で、最終の1便前となります。

NH1728 宮古ー那覇
15時45分 - 16時35分

あっという間に本島


雲の中降下を続け、いよいよエメラルドグリーンの海が眼下に見えてまいりました。雲を抜けると、お子さんの「海だ!」という喜んでいるような声が聞こえてきました。

当日は那覇空港へ南側からの着陸でした。そのため、余計忙しさを感じるフライトになりました。

フライト時間は、、、


着陸直前、瀬長島をちらりと目にして那覇空港に着陸です。すぐにぐぅぅーーとブレーキがかかり、滑走路を離れます。

当日のフライト時間は約32分でした。今回は雲が多く、途中の島々や海の様子を楽しむことはできませんでしたが、フライト時間が短く、比較的気軽に空からの景色を楽しむことができるフライトかもしれません。

那覇空港は曇りとのことでしたが、滑走路面には雨が降り積もっていたようで窓には水滴がたくさんついています。


ターミナルへ向かう途中、着陸してきたものとは別の滑走路を横断します。ソラシドエアが後ろからついてきていたようで、駐機場付近で地上走行している姿を見ることができました。

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となりにはデカいヒコーキが


那覇空港は36番スポットに到着です。隣には出発準備中のB777-300が。ANAではまだまだ現役の座席数500席以上を誇るB777。この角度から見るとこれまたデカさを感じます。

宮古からこの便に乗り、那覇で羽田行きに乗り継ぐことももちろんできます。ANAは宮古空港にも各都市から直行便を多く運航していますが、時間の都合がつかないときや少しアレンジして向かいたい、というときにはこの区間のフライトを使って乗り継ぐという選択肢もあります。

逆もしかり、各地から那覇で宮古行に乗り継ぐことももちろん可能です。

那覇と宮古の間にはおおむね片道につき1日5便が設定されています。そのほとんどがB737で運航されています。さまざまな用途で活用ができるこのフライト。ぜひ1度利用されてみてはいかがでしょうか。

 

以上