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【76E搭乗記】35席のプレミアムクラスとドデカテーブル

ひと昔前に戻ったような

76Eで羽田へ

最近の新しい飛行機は白色の照明で外が暗くても機内がパッと明るい印象があったり、照明の色をその時々で変えることができたりするイメージがあります。そんな機内に目が慣れてくるとそうでない飛行機に乗ったとき、「あれ、なんか黄色い。」と感じることが増えてきたようにも思います。

そんな、ザ・飛行機な機内で迎えてくれるANAのとある機材に搭乗した際の記録をお届けします。

よろしければ、ごゆっくりとお楽しみください。

偶然ではなく

米子に到着した76E

まだとけきらない雪が残る米子空港に到着したのは東京羽田からのNH385便。767らしいエンジン音を響かせながら国際線エリアに駐機する「GBA」ことグレーターベイ航空を横目にスポットイン。

 

さて、今回山陰エリアから東京までのフライトに選択したのはANAの米子発のフライト。米子空港は鳥取県西部の米子市にあり、すぐ隣には島根県という場所に位置しています。

また、米子空港にはJRの「米子空港駅」も併設されており、境港駅までは一駅で行くことができます。

 

今回は米子空港を少し使いたかったのもあり、米子からのANA便をチョイスしました。米子空港には国際線も複数路線就航しています(当時)が、現在国内線はANAが運航する羽田便のみ。しかし、便数はそれなりに運航されており、使い勝手はよいのではないでしょうか。

そして、予約した当初から使用機材は「76E」となっていました。偶然ではなく、76Eだったからこの便を選んだと言っても過言ではありません。

 

お忙しい様子で出発準備

外にデアイシングカーの姿が

利用したのは最終便から1便前のNH388便。2026年1月現在、この便の定刻は米子を17時45分発、羽田に19時25分着となっています。ちなみに、最終便は20時台に出発し、羽田に22時台着です。

今回搭乗したNH388便について話を戻すと、羽田に19時台着であれば、そこから国内各方面への最終便に乗り継ぐことも可能ですね。ただ、この手の便はさまざまな影響を受けて遅延することも少なくはないはずですので、要検討ですね。

 

搭乗した日は羽田からの使用機到着遅れの影響で出発時刻が20分遅く変更になり、心なしか機内ではCAさんたちがいつもよりも少し忙しそうにされているような、なるべく早く出発準備を整えようとしてくれているような、そんな感じがしました。

 

グループ5あたりで搭乗しましたが、プレミアムクラスは空席が目立ちました。後ほどご紹介しますが、なんてったって35席もありますからね。

普通席はちらほら空席があったような気がしますが、ほとんど埋まっていたような記憶です。

 

出発を待っていると窓の外に黄色い車が。デアイシングカーでしたね。翼に散布している様子が見えました。そんな感じで搭乗完了後も少しだけ出発待ち。

 

ドデカテーブル

ドデカテーブル

離陸後、テーブルを出してみるとびっくり。エコノミーのシートにしてはなかなかの大きさ。これがこのタイプのシートの特徴の一つでもあるかと思いますが、良くも悪くも大きなテーブルが装備されています。

食事をするときや何か広げて作業するときには便利かと思いますが、ちょっと大きすぎると感じる場面も出てきそうですね。

そして、挙動も独特です。これに関してはぜひ搭乗された際に確認してみてください。

カップホルダー

ただ、やはり便利ではあると思います。このテーブルの大きさだけでなく、カップホルダーがテーブル展開時にも別で設置されているというユニークな配置。そして、もうひとつ別のカップホルダーがあり、テーブル収納時にもカップホルダーを使用することができます。

 

76Eの機内はどんな感じ?

普通席エリアの機内

まず、今搭乗している機材について軽く触れておきましょう。今搭乗しているのはいつの間にか「国内線、国際線兼用機」という扱いになっていたボーイング767です。

同じ機種でも機内の仕様が異なるように、767でも国際線国内線でそれぞれタイプが異なります。今搭乗している767には大きなウイングレットが装着されており、国際線で活躍しているイメージです。

 

ただ、国内線で頻繁に使用されるようになり、ホームページ上で「国内線、国際線兼用機」と案内されるようになったのだったと思います。そして、国内線で見かける機会も多くなりました。

 

現在ANAの国内線で活躍する767は比較的新しいタイプのスタイリッシュなシートが導入されているため、この国際線仕様のタイプとの印象の違いははっきりとしています。

ただ、この機内仕様を楽しみに「あえて」この機材で運航される便を選ぶ方も少なくはないでしょう。

 

うしろを気にせずリクライニング

エコノミークラスシート

この機材の特徴の1つであるエコノミーシートのリクライニング。「プレエコです。」と言われても(あ、まあそんなもんか)と思ってしまわなくもなさそうなシートの形をしています。

このシート、いわゆる後ろを気にせずにリクライニングができるやつです。バックシェル方式が採用されており、背中の面が後ろへ倒れるのではなく、座面が前に滑り出るようなかたちでリクライニングします。

 

これが、もう長らく使われているからなのか、座った座席がたまたまそうだったのか、少しリクライニングするのにコツがいる感じでしたね。また、自分自身も座席と一緒に前に滑り出ることになるので、足元は狭くなります。

これが合うかどうかは好みが分かれそうです。

 

Wi-Fi使用不可だが、機外カメラあり

モニター

この機材は今でこそ国際線国内線兼用と表記されていますが、もとは国際線機材であり、さらにはベテラン機材ですから国内線での機内Wi-Fiサービスは提供されていません。

搭乗前にもWi-Fiは使用できないとのアナウンスがされていました。

 

また、この機材は各座席におよそ10インチのパーソナルモニターが設置されています。国際線機材が国内線で使用される場合、モニターはお飾りになるパターンもありますが、最近は国内線でもモニターでエンタメを楽しめるようになり、この76Eもその一つということです。

 

モニターを普通に使用することができ、配信されているテレビ番組やオリジナル作品などの映像プログラムを楽しむこともできました。また、機外カメラの映像を楽しむこともできます。国内線仕様の767の場合には共用の大画面や通路の上にあるモニターで流れている機外カメラの映像を自分の目の前の画面でも楽しむことができるのです。

 

プレミアムクラス多すぎ問題

プレミアムクラス

ここで座席数と、ANAの国内線での機材繰りの特徴から、CAさん大変じゃないのか?いや大変なんだろうな、という疑問について少し触れておきましょう。

現在ご紹介している国内線国際線兼用とされているタイプは「76E」、国内線専用のタイプは「76P」と表記されることがほとんどです。

 

76Eの座席数は202席で、うちプレミアムクラスは35席。一方、国内線専用の76Pの座席数は270席で、プレミアムクラスは10席となっています。

後者のプレミアムクラスの座席数が少なく見えてしまいますが、それが通常なんですよね。そう、前者の76Eは兼用機とされていますが、ほぼ?国際線機材ですのでプレミアムクラスと言ってもシートはビジネスクラスのもの。一時期この76Eのビジネスクラスエリアは国内線で飛ぶ際に普通席として開放されていましたが、途中からプレミアムクラスとして提供されるようになりました。

 

これと同じような機材として有名なのが「78M」。これも国内線運航時にはプレミアムクラスが42席もあります。

 

これが、国内線でもある程度飛行時間のある便だけに固定して投入されるといった使われ方であれば話は別なのでしょうが、ANAの場合は多種多様な機材が主要空港地方空港問わず就航しているイメージですので、サービスがどうなんだろうと思うことが多々ありますね。

今回の米子から羽田便も決して上空で余裕があるフライトではありませんよね。実際、今回はベルトサイン消灯直後、20分後にはベルトサインが点灯するとアナウンスが入りました。

 

サテライトに到着

サテライト

ソフトなタッチダウンで強めのブレーキを感じながら無事に羽田に着陸。到着は第2ターミナルのサテライト。現在では接続されましたが、当時はまだ接続される前。

米子から羽田までちょうど1時間ほどのフライト。降下時には揺れもあり、あっという間のフライトでした。

 

そして、ちょっと不思議なフライト体験でもありました。iPod接続用の端子ですかね、最近の飛行機では見かけない、そんな仕掛けもたくさん見ることができて満足度が高かったです。

 

羽田到着は19時台。搭乗してきた飛行機とクルーはこのあと高松へ向かわれたようです。

ふだんあまり気にしないポイントも詰まっていたかもしれませんが、ちょっとした気づきや発見、学びなんかがあると、いろいろと楽しくなるものですよね。

米子から羽田までANAでも特徴的な機材のひとつである76Eでの体験録でした。

 

 

以上