かなり使える
新幹線や高速バスも多く便がある東京と大阪の間。ご存じの通り航空便も多く存在し、特に羽田と伊丹の間を結ぶ航空路線は日本の航空大手2社における幹線でもあります。
JAL国内線で最も若い便名
JALで朝1番の羽田発伊丹行きは、早朝6時30分発のJL101便。2024年現在この便はB787で運航されることがほとんど。搭乗率は高くなく、快適に過ごすことができたフライトでした。
機内前方は混雑しているようだけど、後方はとても空いている、という伊丹線らしい座席の埋まり方でした。
JALには国内線で4機しかいない787ですが、お隣でも出発準備中。
スムーズに出発
出発準備はスムーズに完了し、定刻のおよそ2分前にはプッシュバックし始めました。
ちょうど朝1の国内線が出発し始める時間帯。6時台前半組が出発し、このあとに6時45分、7時台、と朝ラッシュになりますね。
離陸前のヒコーキ観察
ハンガー前にはANAの777-300が(左)、D滑走路への連絡橋近くのエリアにはスターアライアンス塗装の787やJALのA350が駐機中(右)。
そんなヒコーキたちを眺めながらD滑走路へ向かいます。
香港エクスプレスが先行し、後ろにはJALの鹿児島行き、ANAの伊丹行きの順で並んでいたようです。後ろに並んでいる2機はどちらも定刻6時25分発。
この日は定刻が5分遅いJAL便の方が、早い羽田出発並びに伊丹到着となりました。
朝の大空へ
C滑走路への到着機が多くない時間帯ですので、滑走路に入りそのままスムーズに離陸。羽田付近の上空は雲で覆われているようですが、上昇し雲を抜ければ青空を見ることができるでしょう。
一度雲を抜けましたが、まだ雲にサンドされているようです。伊丹まではおよそ1時間。雲の上にいる時間はほんのわずかです。
ぎゅッと楽しむ
駿河湾を過ぎると見えてくる、静岡空港と大井川。ここまでは早朝のゆったりとしたフライトという感じでしたが、ここからは機内が忙しくなる頃でしょう。
ただ、忙しさを感じさせないのがプロ。かなり限られた時間でドリンクや食事のサービスを行っているはずなのに、景色を見ながらゆったりと過ごせる。もちろん個人差はあるかと思いますが、とても居心地の良い機内環境でした。
あっという間に降下
ドリンクを飲み終えると伊丹へ向けて降下が始まります。しばらくはみどりが美しい山々が眼下に広がります。
伊丹線の名物
やはり、伊丹空港へ着陸する前の機内からの景色は伊丹線における魅力の一つではないでしょうか。
地上が近づき、左手には八尾空港が見えます。ここからは朝の大阪の景色を眼下に眺めながらの飛行となります。
少し遠いですが、天王寺駅周辺(左)や大阪城(右)も降下中、左手に見ることができます。
淀川を越え、さらに伊丹空港へ近づいてきました。眼下には山陽新幹線が走っています。画像の下側方面が新大阪方面という具合。タイミングが良ければきれいに新幹線を見ることができるでしょう。
着陸
まだ午前8時前の伊丹空港に着陸。今回のフライトはおよそ40分。羽田での出発が定刻よりも早く、伊丹でも定刻より早いゲートへの到着となりました。
何事もなく到着
先述した通り、定刻よりも早いブロックイン。那覇行きのA350が隣に駐機中です。
ブリッジはL1のみ
画像左手に駐機しているJAL機がJL101として羽田からやってきた機材。今回はL1ドア(1番前のドア)にのみブリッジが接続されました。伊丹の駐機場はなかなか面白いです。
朝1の良さ
着陸後のアナウンスによると、このフライトは291席の座席数に対し、約160名が搭乗していたようでした。
朝1のフライト、なにより早くに伊丹へ到着できるということが利点であると考えられますが、そのほかにも空路の混雑に遭遇することなく出発から到着までスムーズに進むこともこの便のメリットなのではないかと今回感じました。
イレギュラーでなければ3クラスで運航されますので、好みに合わせてクラスを検討してみてもいいかもしれません。
朝早いということもあり、空席が目立つ日もあるこの便。ニーズによってはとても使い勝手の良いフライトかもしれません。また定刻通りであれば、伊丹に午前8時前には到着します。そこから日本各地への別の便に乗り継ぐことも十分でき、選択肢は多くあるかと思います。
国内線の早朝便、飛んでくれているだけでありがたいですね。
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以上