羽田行きの最終便
羽田と福岡を結ぶ便は「門限」というワードと共にニュース記事で取り上げられることが度々ありましたが、今回は福岡から羽田までの最終便についてプチ紹介してみます。
少し遅れて搭乗
21時過ぎ、落ち着くあたたかな雰囲気に包まれた機内へ。本日は787運航で最後列の57列目を指定しました。ワイドボディ機でよくある座席配列ですが、中央列は窓側よりも列数が少し多くなっているのが特徴です。
総座席数291席のうち普通席は227席。お隣に誰かが座ることはなく、機内後方は空席が目立つフライトでした。
この機材を使用した前便の福岡空港到着遅れの影響を受け、20分ほどの遅延が発生しました。西から東へ向かう便なので多少遅れの回復は期待できるかもしれません。しかし、羽田の混雑次第ではどうなるかわかりませんし、やはりこの時間のフライトともなると遅延でソワソワしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「最終便」は何時から?
A350で運航された先発のJL330便。夜間の離陸前ですので、機内が暗くなっている様子を展望デッキからもうかがうことができます。
こちらは、2025年3月のダイヤでは福岡を20時10分に出発し、羽田には21時40分に到着するフライトとなっています。22時前到着で、国内各方面からの最終便が羽田へ続々到着する時間帯です。国内線ではオーソドックスな最終便という感じがしないでしょうか。
では、標準的な範囲の中心ではなく端に存在する最終便とはどの時間帯をイメージするでしょう。筆者の中では23時台着はTHE最終便ではなく、やばいやつというイメージがあります。最終便の域を超えてしまったんじゃないかと。
ただ、文字通り、その路線のその日の最後の便が23時着なら、その便が立派な最終便、いやその便のみが本来の意味での最終便なのでしょう。
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羽田には22時台着のJL332便
さて、この便の2025年3月時点でのダイヤは福岡を21時ちょうどに出発し、羽田に22時35分着となっています。時期によっては羽田の到着時間が22時40分や45分になったりすることもありますね。
幹線中の幹線であるこの路線ですが、JALの羽田行き最終便はこの便になります。また、現在は10分ほど早い時間にANA便、ほぼ同時間帯にスターフライヤー、さらに10分後ぐらいにはANA便が設定されています。
JALの最終便は787で運航されることが多くなっているようです。最終便まで、国内線ファースト、クラスJ、普通席とニーズに応じてクラスを選ぶこともできるのでその点便利かもしれません。
遅れて到着
搭乗した日は定刻22時45分羽田着でしたが、少々遅れての到着となりました。羽田に着陸後、機長より「我々が使用する予定のスポットですが、まだ別の飛行機が使用中」とのアナウンスが入り、少々誘導路上で停止となりました。
フライト中の機内は明かりが抑えられ暗めに設定されていましたので、ゆったり過ごすことができました。羽田までそんなに長くないフライトですが、もう寝ちゃいたいという場合はドリンクをパスするのもありかもしれません。
最後に、今回座った席のすぐ隣にはジャンプシートがあり、フライト中ゆっくり寝たい方にはあまりおすすめできないかもしれません。詳しくは下の記事をご参照ください。
ダイヤが乱れるときにはリスクが高いことも考えられる福岡から羽田までの最終便ですが、使い勝手のいい便でもあると思いますので、機会がありましたら利用されてみてもいいかもしれません。
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以上