JALのWi-Fiが進化
多くのエアラインで浸透してきた機内Wi-Fiサービス。各社オリジナルの映像作品を視聴できたり、フライトマップを確認できたりと、便利な面が多くみられるこのサービス。
JALではそれに加え国内初のサービスが提供されています。
羽田17時台発の高知行き
ヒコーキの後ろには格納庫が見える、3番スポット。最近使われることがあるのだろうかと不思議な2本のブリッジ。
すっかり日も沈み、空港の灯りが輝く時間帯となってきました。機内の照明も暗くなり、滑走路へ向け出発です。
羽田は夜もいい
東京湾方面から羽田へ向かってくるヒコーキたちがよく見えます。これは何度見てもすごいと思う景色ではないでしょうか。実際肉眼で見るととても美しいです。
空港の展望デッキからもこの光景を目にすることができます。ぜひ機会がありましたらご覧になってみてはいかがでしょうか。(運用が異なる場合は見ることができません)
とても分かりづらいですが、先行のシンガポール航空が離陸。次は我々高知行きが離陸です。
離陸
夕方の出発ラッシュ時間帯ということもあり、離陸の後続機がたくさんです。一番手前にはANAの777がいます。
煌びやかな羽田空港を横目に夜空へと飛び立ちます。機内Wi-Fiサービスは離陸の約5分後から使用できるということになっています。
早速Wi-Fiに接続
この便は個人用画面のないB737での運航。個人用画面がない機材でも手元でエンターテインメントを楽しむことができる、というのも機内Wi-Fiサービスのひとつの魅力です。
必ず「機内モード」で
機内Wi-Fiに接続する端末は、地上でドアが閉まる前に必ず機内モードに設定する必要があります。そして、離陸後にWi-Fiをオンにして接続します。
接続の仕方は様々ですが、シートポケット内に案内のリーフレットがあるはずですので、機内ではそちらをご確認になるか、乗務員に声をかけてみるとよいでしょう。
稀に不具合でWi-Fiを使用できないこともありますのでその点ご承知おきください。
YouTubeも見れる
今回のサービス内容拡大により、オフラインに保存することなく、YouTubeをはじめとする動画配信サービスの作品が機内で視聴できるようになりました。
(利用できるサイトに制限がある場合あり)
YouTubeで動画を再生してみましたが、今回の便ではストレスなく再生することができました。
一部を除いた多くの機材ではUSB電源も搭載しており、スマートフォンやタブレット端末を充電しながらサービスを利用することもできます。
高知に到着
このサービスは今回のフライトのように、終始外が暗く、フライト中なにしようかな~なんてときに便利なサービスかもしれません。
高知空港に無事、着陸です。
Wi-Fiあり機材
国内線では様々な機種が飛んでいますが、一部機材では利用できませんのでご注意ください。例えば、上の画像にいるJ-AIRのE170型機では利用することができません。
今回サービス内容が拡大した機内Wi-Fiサービスを利用できる機材は以下の通りです。
・JAL運航便(一部国際線仕様機を除く)
・JTA運航便
・J-AIRのE190※型機運航便
※空席照会画面ではE90と表示
(JTA運航便では12月下旬よりサービス開始)
日本エアコミューターや北海道エアシステム、琉球エアコミューターなどが運航する便では利用ができないということになりますのでご注意ください。
拡大したサービスの内容
国内線では、ここまで紹介してきた通り従来のサービス内容に加え「ストリーミング配信による動画視聴サービスの利用」が可能となりました。
また、国際線でもサービス内容に変更がなされ、今まで有料で提供されていたプランが一部無料となります。
国際線では従来通り動画視聴サービスを利用することはできませんが、Wi-Fi接続に関してエコノミー・プレエコでは1時間まで無料となり、ビジネス・ファーストでは時間制限なく利用することができます。
・ストリーミング配信による動画視聴サービスの利用が可能に
ー上空でもYouTube等が視聴できるように
【国際線】
・無料でのWi-Fi利用が可能に
ーエコノミー・プレミアムエコノミーでは1時間まで無料
ービジネス・ファーストでは時間制限なしで無料
それぞれにあった過ごし方を
既に便利であるサービスに新たなサービスが追加され、嬉しい思いをされる方も多くいらっしゃるでしょう。
JAL国内線に搭乗される機会があれば、一度試してみてはいかがでしょう。国内初のサービスを思う存分楽しんでください。
また、JALの公式サイトから接続方法を確認することもできますので、ご参考にしてみてください↓
以上