悩めるPeachの運賃制度

旅行や出張、帰省など飛行機を使った移動にPeachを選ばれたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
Peachを選ぶ理由はさまざま。都合のいい路線があったから、時間がよかったから、そして安かったからなどの理由が考えられます。
お手頃なのはミニマム

運賃表を見てみても3つのタイプの中で最も安い価格設定があるのは「ミニマム」となっています。
しかし、それもそのはずです。「ミニマム」は「オプションを省いた、シンプルでリーズナブルな運賃タイプ*1」と紹介されているように、オプションを最小限に抑えてその分価格も安くなっている運賃タイプです。
値段だけを重視するのであれば、基本この運賃タイプを選ぶことになるでしょう。ただ、注意点もあります。
例えば、ミニマムの予約期限は搭乗2日前の23時59分まで、となっており安い席が残っていたとしても出発直前まで購入を待つことはできません。
・座席指定
・預け手荷物
・発券手数料
ミニマムでは発券手数料640円が追加されますが、ウェブサイトでは希望の便を選択すると手数料が加算された状態の合計金額が表示されます。
また、座席指定や預け手荷物のオプションは必要に応じてチョイスすることができる仕組みになっています。
「余計なオプションがついていない」ととらえることもできるミニマム。この運賃はふらっと出かける日帰りのひとり旅や、身軽で荷物も少ないし移動費は安く抑えたいな、という方におすすめです。
・身軽なひとり旅
・荷物が少ない方
・座席指定オプションはいらない
その反面、お土産をたくさん買いたい、着替えやスキンケアセットがたくさんある、家族でレジャーをするから荷物がたくさん、という方はあまり選ばない方がいい運賃タイプとも言えるでしょう。
特に荷物の量には注意をするとよいでしょう。荷物が多くなる、という方々はオプションを追加するかそのほかの運賃を検討することをおすすめします。
・家族旅行
・お土産をたくさん買う
・荷物も多い座席も指定したい
3タイプに共通すること

Peachでは3つの運賃タイプが採用されています。シンプルな「ミニマム」、Peachの標準「スタンダード」、もしもの時も安心の「スタンダードプラス」。
これらには価格の違いだけでなく、それぞれにはじめから含まれているオプションの違いがあります。そのほかにも便変更や乗客都合によるキャンセル時の払い戻し対応などについても少しずつ違いがあります。
そのようにさまざまな違いがある3タイプの運賃ですが、どの運賃を選択しても変わらないPeachの乗客全員が理解する必要のあるルールがあります。
それは、機内持ち込み手荷物についてです。
この規定は「LCCだから」というものではありません。大手航空会社でも重量と個数、サイズなどが決められています。航空機の安全かつ円滑な運航のためです。
Peachでは機内に持ち込める手荷物は1人2個、かつその合計が7kgまでとなっています。これはどの運賃を選択しても同じになります。これを超過する場合には貨物室へ預けるなど機内の持ち込む以外の選択をする必要があります。
また、サイズ、機内持ち込みに制限のある手荷物などの規定もありますのでよくご確認ください。
・1人2個まで
・2個で合計7kgまで
・3辺の合計が115cm以内
もう1つ、欠航や大幅遅延が発生した場合の予約変更や払い戻しなどの対応はこの運賃タイプに定めるものとは別の対応になります。
標準タイプ「スタンダード」

その名の通り、標準的なオプションがはじめからついている運賃タイプが「スタンダード」です。
これであれば後から座席指定を追加して、預け手荷物を追加して、結局追加料金がたくさんかかってしまった、、、なんてことは防ぐことができるでしょう。
座席は最前列以外を指定可能で、もちろん追加料金はかかりません。また、預け手荷物は1個無料で預けることができます。
・最前列以外が無料で指定可能
・預け手荷物1個が無料
ただし、価格はミニマムよりもおおむね3,000円弱高くなっています。正確にはミニマム+2,700円です。

この2,700円がポイントです。ミニマムで預け手荷物1個と最安の座席指定オプションを追加すると+2,800円になります。この時点で預け手荷物と座席指定のオプションを両方追加したいという方は「スタンダード」を選択した方がオトクとなります。
(価格差は国内線の場合)
しかし、ミニマムにはウェブ予約でも発券手数料が課されていますので差額はさらに小さくなり、スタンダードのオトク感が増します。
・家族旅行に
・カップルで
・余計なことは考えずにパッと選びたい
出張にはスタンダードプラス

スタンダードよりもさらに手厚い対応がついた運賃が「スタンダードプラス」と表現できるでしょうか。
座席指定と預け手荷物のオプションがついているのはスタンダードと同じです。しかし、スタンダードプラスでは追加料金を支払うことで最前列を指定することも可能です。
さらに、便の変更や払い戻しが可能でそれぞれ細かいルールがありますが、急な予定変更にも対応しやすい運賃タイプです。
そしてスタンダードプラスを予約する際には通常有料である予約の24時間キープが無料で利用できるのです。とりあえずよさそうな便を抑えておこう、ということも気軽にすることができます。
・有料で最前列指定可
・便変更、払い戻し可(詳細を要確認)
・無料で24時間キープ
スタンダードとスタンダードプラスは出発時刻の1時間前まで予約購入することができます。
予約画面はとても親切
Peachの空席照会画面はとても親切で、フライト一覧の下部にはそれぞれの運賃タイプについて視覚的にもわかりやすく掲載されています。
また、合計金額も下部に表示され、「内訳を見る」を触ると運賃や発券手数料、空港使用料などの内訳を確認することができます。
予約手続きを進める中で新たなオプションを追加することがない限り、空席照会画面で表示された合計金額が最終的な支払金額となります。
結局どれがいい?
それぞれおさらいをすると、
・余計なオプションはなし
・最も安い
・座席指定や預け手荷物は有料
⇒ひとり旅や荷物の少ない旅、安さ重視の方におすすめ
・座席指定と預け手荷物オプションつき
・ミニマムより少し高いけどオトク感あり
・標準タイプ
⇒複数人での利用やパッと決めたい方、コスパ重視の方におすすめ
・有料で最前列も指定可能
・便変更と払い戻しも可能
・24時間キープが無料
⇒急な予定変更が見込まれる方や最前列に乗りたい方におすすめ
それぞれの利用スタイルに応じた運賃タイプを選択することが最善の策ではないでしょうか。また、Peachにはほかにもいくつか有料オプションが用意されています。
自分の必要に応じて、ビュッフェ形式のようにオプションを追加することができる。Peachならではのオプションもありますので、好みやその旅ごとのスタイルに合った組み合わせをつくりあげてみてはいかがでしょうか。
その他参考 https://www.flypeach.com各ページ
以上はすべて2025年7月26日時点
イラスト:ソコスト、Loose Drawing

